子どもの英語教育、何から始める?|編集者ママのインターナショナル子育てin香港vol.4

カテゴリー:Column, 編集者ママのインターナショナル子育てin香港, 
2016.01.19

「編集者ママのインターナショナル子育てin香港」を担当する、蓮見紗穂です。夫の転職に伴い、2015年2月から一家で香港に住んでいます。

このコラムでは、香港で子育てする中で発見した日本との違いや驚いたことなど、皆さんが読んで「へ~! そうなんだ」「なるほど!」と思えるようなことを書いていきたいと思っています。

◆過去記事はこちら◆
vol.1「仕事好きなわたしがなぜ香港に?」
vol.2「日本と香港、子育てしやすいのは?」
vol.3「コミュニケーションで大事なことって?」


前回のコラムで、子どもたちが現在、香港のインターナショナルの幼稚園に通っていて、英語を話すようになりつつあることについて触れました。

以降のコラムでは、そこに至るまでの子どもの英語教育の経緯について書いていきたいと思っています。

本編に入る前にお伝えしておきたいのは、わたしが書くことは「わが家の場合はこうだった」という経験談でしかないということです。

「こうしないと子どもの英語力は身につかない」「海外移住しないと英語力は伸びない」ということではありませんし、わたし自身もまさに試行錯誤中です!

でも、読んでいただくことで何かヒントが見つかるようであれば、とてもうれしく思います。

 

まずは英語教材からスタート!

夫が海外志向だったこともあり、もともと子どもの英語教育には興味がありました。

いずれ海外に行くにしても、行かないにしても、早い段階から英語に親しんでおくといいだろうということで、英語教材の購入を検討することにしました。香港への移住話が出る少し前、娘が3歳、息子が1歳のときのことです。

夫婦ともに、週末はぐったりしていたり、仕事をしなければならないこともあり、毎週子どもを英語教室に連れていくのはハードルが高いと感じていました。

その点、英語教材は好きなときに学べるし、週末だけでなく毎日英語に触れる時間が持てるので、わが家にとって好都合だと思ったのです。

そして、お試しイベントに参加したり、販売員さんの話を聞いたりした結果、ディズニーの英語教材を購入することに決めました。子どもたちの食いつきもよく、「学ぶ」というより「遊ぶ」感覚で、子どもたちの方から積極的に英語に親しんでくれたように思います。

ただ、本当の意味で教材を活用するには、親の努力と時間も必要です。わたしがもっとがんばれば、香港に行く前にもう少し子どもたちの英語力を上げることができたような気もしますが……。

教材の活用については反省点も多々ありますが、よかったと思うのは、子どもたちがミッキーやミニーが大好きになったこと、そして何より「ミッキーたちは英語を話す」と思い込んでくれたことです。

それによって、「ディズニーチャンネルを英語でみる」というステップに自然と移行できたのが、その後の英語教育に最も有効に働いたように思います。

 

娘がはまった「ミッキーのクラブハウス」

ディズニーチャンネルの中で、娘が特に好んでみていたのが「ミッキーのクラブハウス」というアニメ番組。ミッキーやその仲間たちが、困った出来事を秘密の道具を使って解決していくという30分ほどのお話です。

ミッキーとミニーのぬいぐるみを傍らに置きながら、食い入るようにテレビをみるふたり。真剣そのもの!

ミッキーとミニーのぬいぐるみを傍らに置きながら、食い入るようにテレビをみるふたり。真剣そのもの!



日本語でみると語彙も少ないですし、いかにも子ども向けっぽいのですが、英語でみると話すスピードも速く、一言一句聞き取って理解するのはかなり大変です(あくまでわたし個人の感覚ですが)。

とはいえ、英語圏の子どもたちにとってはたやすく理解できるレベルなのだと思うと、自分の英語力のなさを思い知るようでした。ぜひ、以下のリンクで日本語と英語の違いを感じてみてください!

「ミッキーのクラブハウス」日本語版


「ミッキーのクラブハウス」英語版


子どもたちにとって、大好きなミッキーやその仲間たちは「英語を話す人(動物?)」ですから、実際は日本語でみられることも知らず、ひたすら英語でみていました。

そして、意味がわからないながらも何度もみるうちに、単語や簡単な文章の意味を少しずつつかんでいったのだと思います。

子どもたちだけでなく、わたしにもうれしい効果がありました。

社会人になってからというもの、たまに行く海外旅行でしか英語に触れる機会がなく、勉強する意欲もなかなかわかなかったのですが、子どもたちと一緒にディズニーチャンネルをみたり、家事をしながらテレビの音を聞いているうちに、自然と耳が英語に慣れていったのです。

夫婦ともにディズニーとは距離を置いているタイプだったのですが、娘の喜ぶ顔見たさに4歳の誕生日祝いはディズニーランドへ。満面の笑みでミッキーと一緒に写真におさまるまでに変貌(笑)

夫婦ともにディズニーとは距離を置いているタイプだったのですが、娘の喜ぶ顔見たさに4歳の誕生日祝いはディズニーランドへ。満面の笑みでミッキーと一緒に写真におさまるまでに変貌(笑)



 

子どもの「大好き」と「英語」をつなぐ

今振り返って思うのは、大切なのは子どもの「大好き」と「英語」を結びつけるということ。それさえできれば、教材に頼らなくても英語に親しむきっかけは作れると思います。

お子さんによって好きなものも全然違いますし、最適なアプローチの仕方もさまざまだと思いますので、その子に合った方法で英語に親しむきっかけを作ってあげることができたら、それがベストなのだと思います。

わが家の場合は、そのきっかけがディズニーのキャラクターで、『ミッキーのクラブハウス』から『バンビ』『ダンボ』のDVDへと発展していきました。

ディズニー以外でも『きかんしゃトーマス』や『おさるのジョージ』など英語圏で生まれたアニメはYoutubeで英語版も気軽にみられます。そういったキャラクターに興味を持つかどうか、というところから始めてみるのもいいかもしれません。

それとは別に、個人的におすすめしたいのが「Peppa Pig」というイギリスのアニメ番組です。

「Peppa Pig」


Peppaという名前の豚の女の子が主人公で、お母さん(Mammy Pig)とお父さん(Daddy Pig)、そして弟のGeorgeの4人家族の日常のあれこれが1話あたり5分程度で描かれています。

うちの子どもたちも大好きで、一時期よく見ていました。

キャラクターもかわいらしいですし、日常会話の言い回しなど、シンプルでわかりやすい英語表現が学べて、親であるわたしもかなり勉強になりました。

それだけでなく、Peppa親子のやりとりをみていると「こうやって子どもと一緒に楽しみながら子育てすればいいんだなぁ」と、子育ての勉強にもなるのです。

英語を学びながら、子育ての極意も学べる。まさに一石二鳥!(笑)ぜひお子さんと一緒に楽しみながらみてもらいたい番組です。

このようにして香港に渡るまで1年ほど、英語の下地作りをしました。

次回は、香港に渡ってから、幼稚園での英語教育の様子について、お伝えしていきたいと思います。

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◆蓮見紗穂(はすみ さほ)
埼玉県出身。
2010年生まれの娘と2012年生まれの息子の母。東京の出版社で編集者として勤務後、夫の転職に伴い、2015年2月から香港在住。現在は、2児のハハ兼フリーランスの編集者として地道に活動中。
https://www.facebook.com/saho.naito.94

 


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