赤ちゃんとの感動の対面|新米パパの子育て奮闘記inベトナムvol.5
みなさん、こんにちは。
ベトナムのハノイから【新米パパの子育て奮闘記inベトナム】を担当する浅野です。
5回目の今日は、いよいよ出産を迎えた
「赤ちゃんとの感動の対面」
についてです。
前回のコラムからほどなくして、すぐに赤ちゃんが誕生しました!
出産予定日は4月9日だったのですが、
僕がホーチミンに出張へ行き戻る日に
妻と連絡が取れないな〜と思っていたら、
ハノイに到着すると連絡が入っていて病院にいるとのこと・・・。
一体何で病院に?と思っていると、
「赤ちゃんが暴れるから病院で検査しに行く」とありました。
僕自身も空港からタクシーで病院に向かいました。
結果、母子ともに安定していたのですが、それは点滴を打った効果だとか。
赤ちゃんが想像以上に早く大きくなり、
予定日を待つ前に出産の可能性が非常に高いと言われました。
同時に出産まで入院ということも・・・。
ちょっと驚きましたが、ひとまず早産という危険もないようなので安心しました。
そこから出産予定日を判断するため毎日のように検査や回診等があり、
日曜日に入院してから4日経ち、5日目の金曜日に出産することに決定しました。
3月15日に入院し、3月20日に出産です。
予定では4月9日だったので3週間弱も早いです。
しかしながら、赤ちゃんの体重が既に3000gを超えていて、
母親に聞くと十分な大きさなので大丈夫だろうという力強い返事・・・。
男は何も出来ないな〜と実感しつつも、ほっと胸を撫で下ろしました。
さて、出産日の2日前から僕自身も病院の個室に寝泊まりし、
妻と一緒に過ごしました。
僕は実際、夫は何も出来ないなと痛感した時でもあります。
そして3月20日の朝、予定通り医師の回診があった後に出産です。
僕は分娩室での立ち会いはせず、外で待機していました。
3月20日10時25分に産まれたという連絡を受け、
赤ちゃんを運んできた看護士さんと一緒に赤ちゃんと会いました。
運命のご対面です。
とても小さい!
でも、今まで持ち合わせていなかった感情が勝手にわき上がってくる。
これは何と表現して良いのか分かりません。
ただただ新しい感情です。
我が子というだけで、こんなにも自分の感情が高まるとは驚きでした。
生まれたての赤ちゃんはすぐに検査のため3時間離れることになり、
また僕は待機していたのですが、とても喜びました。興奮しました!
日本人の夫とベトナム人の妻である僕たち夫婦に、
新しい命が誕生したのです。
まだこれを書いているのは4月2日のため、
赤ちゃんが産まれてから2週間も経っていません。
それなのに赤ちゃんは日々成長しています。
これが神秘なのだ、と産まれた後も日々感動しています。
予定日よりも早まったけど、
元気に産まれてきてくれて良かったと思っています。
そしてこれからどんどん健やかに育ってもらいたいと思っています。
これからが父としての僕の出番だと勝手に思っています。
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浅野 彰
札幌出身、27歳でベトナムに渡り移住。
ハノイ・ホーチミンの2都市でベトナム人の
日本語学習者向けに日本語の試験を実施。
またハノイ大学と提携して、
日本語学習者で優秀な学生を対象とした
「新卒正社員として東京でITエンジニアを目指す」
という人材支援を行う事業も行う。
2014年8月にベトナムで結婚。
2015年3月に第一子となる男の子が誕生。
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