2人目が欲しいけど仕事もしたいママへ②|ママのキャリア応援コラムvol.11
前回から2回にわたって、主に専業主婦のママに向けて
【2人目が欲しいけど仕事もしたいママへ】
をお伝えしています。
専業主婦のママが
「そろそろ仕事もしたいけれど、2人目の子どもも欲しい」
と思った時、一体どうすればいいのか?
前回のコラム
ぜひお読みくださいね。
では、前回のコラムの続きをお伝えしていきます。
「仕事」と「子どもを産みたい」を同時進行させて、
仕事が決まる前に子どもを授かった場合を考えてみます。
仕事が決まる前に、
第二子を授かったと仮定してお話します。
出産後、早々に働き始めたいと思うのであれば、
どのタイミングで社会復帰するかを考え始めて下さい。
第一子と第二子との年齢差によりますが、
第二子を保育園に入れるかどうかの検討が必要です。
あなたが働き始めたいと考えている時期に、
第一子(上のお子さん)は何歳ですか?
第一子がいま未就園児なのであれば、
第一子を保育園に入園させることも検討してください。
仕事を探す幅がグッと広がります。
ただし3〜4歳クラスから保育園に入るのは、
募集定員が少なく難易度が高くなります。
しかしお住いの地域によっては
比較的容易に入園できる地域もありますし、
転勤者が出るなど、園の受け入れ状況も
毎年変わっていますので可能性はあります。
第一子を保育園ではなく幼稚園に入れるのであれば、
ゆくゆく仕事を始めるかもしれない事を念頭に入れて、
幼稚園選びをしてください。
今は幼稚園でも、いろんな方針の園があります。
幼稚園によって子どもが帰ってくる時間も、
親の園への関わり具合もさまざまです。
働くママが半数を占める幼稚園もあります。
ちなみに、私の息子が通っている幼稚園は
働くママも多い幼稚園です。
延長料金なしで5時まで延長保育可能、
ママが働いている場合は
春休み、夏休み、冬休みの保育も可能です。
5時以降の保育はないので
保育園に比べると時間の融通はききませんが、
我が家の生活スタイルには十分マッチしています。
私が県外に出張する場合や、帰宅が遅い日は、
幼稚園の延長保育とファミリーサポートを併用しています。
園の方針、様子をみながら
今後の生活スタイルをイメージして、
幼稚園選びをしてください。
第一子が、すでに幼稚園に通っている。
もしくは小学校に通っている場合は、
お子さんの生活スタイルに合わせ、仕事探しを始めて下さい。
幼稚園に通っていても託児付きのパートや職場を探せば、
夏休みなどの長期休暇も対応できます。
託児付きの仕事でなくとも、長期休暇の間だけ、
保育園の一時保育や民間の有料保育、実家の協力を得るなど、
方法を模索することは可能です。
お住いのエリアによっては、
保育園の一次保育を格安で利用することもできます。
ちなみに、京都市は3歳未満は1日2,100円。
3歳以上は1日1,200円ですので、
グッと保育料が安くすみます。
小学生の場合、学童に利用申請を出すタイミングや、
学童を利用するための就労条件がありますので、
まずはお住まいの地域の情報を集めて下さい。
次は、「仕事」と「子どもを産みたい」を同時進行させて、
第二子を授かる前に仕事が決まった場合を考えてみます。
この場合は、とにかく職場で
信頼される人材になれるよう頑張ってください。
最近は、正社員だけでなく契約社員やパートでも、
あたりまえに産休育休を取れる職場が増えてきました。
産休育休を取った人が少ない職場だとしても、
あなたの働きぶりをみて
(それが半年間だったとしても)、
出産後も戻ってきてほしいと
会社から言われるかもしれません。
そして、第二子を授かった時には、
職場を離れる日まで体調に気を付けながら仕事すること、
上司や同僚が気持ちよく仕事できるよう配慮すること、
引き継ぎなどが少しでもスムーズにいくよう努めて下さい。
子どもを授かる事は素晴らしいことです。
しかし職場に一時的に負荷をかけてしまう事は事実です。
そのため会社へ懐妊を伝える時は、
仕事がスムーズに引きつげるように、
出来る限りの対応をあなたなりに考え伝えてください。
「入社後に妊娠したら会社へ申し訳ない。」
との思いから、仕事はしたいけど仕事探しが出来ない。
という方がたくさんいらっしゃいます。
この気持ち、よく分かります。
しかし「仕事がしたい」と思うなら、
どうか仕事探しと子供が欲しいという思いを
両方大切にしてください。
そして、「会社に迷惑をかけたら申し訳ない」
という気持ちを、ただネガティブにとらえず、
働ける時にしっかり貢献しようという
前向きなエネルギーに変えて下さい。
世の中にはいろんな仕事があります。
自分が妊娠するかもしれない事を考えつつ、
・どんな仕事が自分の生活スタイルに合っているのか
・どのくらいの責任を担った仕事を自分は望んでいるのか
・毎日働きたいのか週に数日の仕事がいいのか
・働く時間はどのくらいが可能か
そのあたりを具体的に検討しつつ
仕事探しをしてください。
お仕事を開始した後に懐妊し、
やむなく退職することになったとしても、
それは無駄ではありません。
あなたの履歴書には、
仕事に就いたという実績が残ります。
数か月、半年、1年だとしても、
あなたが仕事を通して経験したことや、
働きたいと思い行動した事実は、
今後、改めて就職活動をする事になった際に
プラス要因として働きます。
『同時進行』という考えは、あくまで私の意見です。
「仕事」か「子ども」の
どちらか一方だけを優先させたい、
という方もいらっしゃるでしょう。
その方は、期間をくぎって
スタートしてみたらどうでしょうか。
「どうしよう〜。」と考えているだけでは
時間が経過するだけです。
例えば、決めた期日までに授からなかったら
仕事探しも同時に始める。
というように、決めて動く! がオススメです。
不妊治療をしている方も同じです。
あなたの身体に負担にならない範囲で、
仕事と不妊治療を同時進行させてください。
私は、1人目を不妊治療にて出産しました。
仕事をしながら産婦人科に通い、なかなか授からなくて、
もう子どもは諦めようかな〜。
と思い始めたころに妊娠しました。
2人目も同じくなかなか授かりませんが、
仕事と両立しながら妊活中です。
不妊治療と仕事の両立方法や
職場にどこまで情報を開示するか等、
私の体験談等に基づきお伝えさせていただきます。
何かお聞きなりたい事がある方は、直接ご連絡くださいね。
子どもが産まれると経済的負担は増えますし、
生活も慌ただしくなるかもしれません。
でも、どんなに忙しくとも
「子どもを産むんじゃなかった。」
なんて思わないはずです。
いつか産みたいなら、いつか仕事したいなら、
今から動き出してください!
ママが動き出して笑顔になれば、
きっと家族も笑顔になりますよ。
今日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!!
ご感想やご質問、こんな事が知りたい~。困っています〜!
など、気軽にコメントをお寄せ下さい。
皆様から頂いた声を
今後のコラムやラジオ、お仕事セミナーに生かし、
お伝えしていきたいと思っています。
ありがとうございました。
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ママのキャリアコンサルタント
畠中 直美
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なおみのポカポカ日記