働くママの時間もストレスもぐっとスリム化《家事編》|ママのキャリア応援コラムvol.18

2016.09.23

こんにちは!! 「ママがママらしく働くコラム」ママのキャリアコンサルタント、畠中直美です。

ちょうど今、いつ陣痛がくるか…とドキドキしながら原稿を書いていますので、みなさんがこのコラムを読んでくださっている頃には第二子を出産した後かなと思います。

前回のコラムを掲載した後、記事の感想や質問など、たくさんの方々から反響を頂きました。
⇒前回のコラム:2人目妊娠で知った3つのこと

メッセージをくださったみなさま、ありがとうございました!

さて今回のコラムは、「働くママの時間もストレスもぐっとスリム化《家事編》」です。

現在働いているママはもちろん、産休・育休中のママも、1日24時間では足りないような忙しい毎日の中で家事に育児に、そして仕事にと奮闘されていることと思います。

そして、「そろそろ就職活動をはじめようかな。働きだそうかな。」と思っている方は、「家事と子育てだけでも忙しいのに、仕事も加わって大丈夫かな。」という不安をお持ちかもしれません。

私も子育て、家事に仕事と、「やらないといけない」ことをこなしているうちに気がつくと夜になっているなあと感じることがあります。

そして、まもなく赤ちゃんのお世話もはじまりますので、(※今も妊娠中で体を気づかいながらの日々ですが)ペースをつかむまでに少し時間がかかるかもしれません。

しかし、明らかに第一子の出産後よりも、今は時間に対してのストレスがぐっと楽になっています。

やるべきことが増えているはずなのに、そう思えているのは別に私の家事スキルが上がったというわけではありません。
(いや、少しは上がったかということにしておきましょう 笑)

実は、一つの気づきがあったのです!

 

「やること」よりも「どうなりたいのか」にフォーカスする

「ご飯を作らないといけない」
「掃除機をかけなければいけない」
「洗濯して、干さなければいけない」

これは全部「やること」です。つまり手段、というわけです。

「やること」にフォーカスしていた時、私は頑張ろうと思う気持ちが空回りしがちだったように思います。

仕事から疲れて帰り、なんとか力を振り絞ってご飯を作ろうとしているときに、ぐずる息子。

その息子に対して「邪魔をしないで!」と声を荒げてしまったり、せっかくご飯ができたときには息子がソファーで寝てしまっていて悲しくなったり。

私に怒られて半べそになった息子との食事は楽しさも半減、何のために必死にご飯を作ったんだろうって気落ちしたこともあります。

でもね。大切なのは「何のため」だったのです。

あのときの私は「ご飯を作る」ことに必死になってしまい、本来の目的だった「息子と(※家族で)楽しく、笑顔で食事をする」ことを忘れてしまっていたんですね。

それに気づいてから、食事に限らず意識するようになったことがあります。

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家事の手段に多様性を持たせる

「息子と(※家族で)楽しく、笑顔で食事をする」ための手段は大きく分けると3つあります。

・私が作る
・テイクアウト、デリバリー(中食)
・お店に食べに行く(外食)

このうち、「私が作る」以外については、ママ自身が罪悪感を感じることも多いように思います。

「ご飯を作ることをさぼってる」ことにならないのかなと。

でも、ご飯を作ることは、あくまでも手段の一つ。私が優先したいのは、家族と笑顔で過ごせる時間です。

そのために利用できることは利用して、助けてもらえるところは助けてもらっていいよね、と意識と行動を変えてきました。

具体的なことを少し挙げてみますね。

・ちょっとでも効率よく調理ができるように便利家電を取り入れる(私は最近、フードプロセッサー兼ミキサーを奮発して新調しました!)

・週末に、大量のサラダとお惣菜を1品作っておいて、冷蔵庫に入れておく。

・一から作るのが大変な時や買い物に行く余裕がないときのために、すぐに作れるセットものをネット宅配で頼みストックしておく(私はオイシックスさんを利用しています)

・ネットスーパーの活用(隙間時間に注文して、指定した時間に届けてもらえるのがありがたい!)

・行きつけの定食屋さんを何軒かつくる。本当に疲れている時、つわりがひどい時、予想外の残業が入りお迎えが遅くなった時は、息子をピックアップした後に定食屋さんへ直行する!

・スーパーのお惣菜をうまく食卓に取り入れる。

もしかしたら、「ちょっと贅沢なんじゃない?自分で作ったほうが安いんじゃない?栄養のこと考えてる?楽してない?」と思われることかもしれません。

でも時間と体力(年々、ちょっと体力も落ちてきませんか…?)は限られていますよね。

仕事が終わってから寝るまでの時間で、やるべきこともやりたいこともたくさんあり、子どもとも遊びたい。

でも疲れていて、今すぐ布団に潜り込みたい時もあるわけです。

その中で、自分が優先したいことは何か、そのためにどうすればいいかを意識して、行動に移すことがとても大事だと思っています。

ここまでは自分でやらないといけない、という家事のハードルを、便利家電や外部のサービスに頼ることで下げてきました。

もしご主人やご両親に頼ることができるなら、それもいいですね。

それぞれの事情に合わせて、家事の手段に多様性を持たせると、もっとママの笑顔につながるのではかなと感じています。

 

「自分がやらないといけない」ハードルを下げてみよう

食事の用意を例にあげましたが、掃除や洗濯など他の家事でも同じことが言えます。

洗濯した後に干すのをやめて、洗濯から乾燥まで全自動洗濯機に。

お掃除はルンバなどのお掃除ロボットに任せる。

食洗機は随分普及してきたように思います。

その他、我が家では洗濯物をたたむ手間と、アイロンがけの手間を省くため、一部の子供服を除きすべて服はつり下げ収納にしています。

しかも洗濯ものを干すハンガーと収納用のハンガーを同じにしているので、干した服をそのまま同じハンガーにかけたまま収納でき、とっても楽ちんです。

先輩ママさんからは、家事に時間と手間をかけられないのは「子どもが小さいとき」とよくお聞きします。

子どもが大きくなったからといって、家事が減るわけではないのですが、邪魔をされることは減りますし、子どもたちが自分でできることも増えるからだそうです。

そのお話を聞いて、余計に「子どもが小さいときが大変なんだから、今は家事を自分だけで完璧にしようと思わずに、人の力や外のサービスに頼ってもいいかもしれない」と思うようになれました。

私が出産前後でも仕事ができたり、長男との時間を確保できたり、なんとか家事を回せているのは自分以外の力を借りているからです。

私の場合は、両親も遠方で夫の帰宅も遅く、なかなか手を借りることができません。出産後には、幼稚園帰りの息子と赤ちゃんのお世話にバタバタする生活が目に浮かびます^^

そのため、出産前の今のうちに出産後に来てもらうベビーシッターさんと打ち合わせをして、出産後の何曜日に来てもらうかを決めておいたり、ファミリーサポート、そして近くに住むママ友に助けてもらい過ごします。

もちろん、便利家電や外部の便利なサービスも駆使します!

最初はちょっとためらわれるかもしれません。でも、少しの勇気を出すことで、もっとママの笑顔も、お子さんや家族の笑顔も増えるはず。

少しずつでも、「ここまでは自分がやらないといけない」という家事のハードルを下げてみてくださいね。

きっと家事にかける時間や労力、そしてママが抱えてしまうストレスのスリム化につながると思います。

大切なのは、「やること」よりも「どうなりたいか」です。

やる方法や手段にこだわるよりも、どんな風にすごしたいのかという「どうなりたいか」を優先して下さいね。ママの笑顔が家族の笑顔になりますよ。

みなさんの「家事の時短技、時短のコツ」も教えていただけたら嬉しいです!

次回は、これから気になる「入園・入学準備」についてのコラムをお届けします!お楽しみに。

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ママのキャリアコンサルタント
畠中 直美
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