留学終了後の家族の変化|フィリピン親子留学記vol.3
3回にわたってお届けしてきた
フィリピン親子留学についてのコラムもいよいよ最終回となりました。
今回は、「留学終了後の家族の変化」について綴ります。
フィリピン親子留学から帰国して、約2か月が経ちました。
留学する前と後で、家族みんなに変化があった事が3つあります。
一つ目は、バナナとパイナップルを作っている
遠い南国のイメージしか無かったフィリピンが、
優しい先生や友達がいる身近な国に変化したことです。
娘に「来週日曜日どこに行きたい?」と聞いたら
「フィリピン!!」って・・
近所の公園に行くくらいのテンションで答えが返ってきました。
実際飛行機に乗っている時間が3時間程度なので、
新幹線で東京に行くくらいの感覚です。
娘の頭の中の地球儀では、フィリピンが
少なくとも四国くらいの位置づけになったのだと思います。
二つ目は、帰国後娘が英語を習いたいと言いだして
息子と一緒に英語を習い始めたことです。
妻に聞くと、二人で教材を取り合いながら、レッスンを受けているそうです。
もともと勉強するのは、そんなに好きではない2人なのですが、
2人の中で英語が学問ではなく、
思いを伝える手段という認識になっているんだと思います。
このまま、継続してほしいですね。
三つ目には、夫婦で「日本は~だね」という会話が増えました。
フィリピンでは若者が溢れ、活気が漲っている社会を目の当たりにし、
日本の子育て環境との違いを感じ、また危機感を持ちました。
日本が超高齢化社会と言われるのも、
フィリピンの文化や子育て環境を見て、改めて感じました。
子ども達にとって、必要な教育とは?環境とは?
日本で学べる事、留学で学ばせたい事、まだまだ結論には至っていないのですが
今回の留学は子どもだけで無く、親の国際化の第一歩にもなったようです。
色んな不安を抱えて出発したフィリピン親子留学でしたが、
結果的に上野家国際化の大きな一歩になりました。
フィリピンにも必ずまた行きたいと思いますが、
色んな国の親子留学にも一層興味が湧いてきています。
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上野公嗣(うえのこうじ)
株式会社S・S・M(Super Strong Mother)
代表取締役
◆大阪市内で運営している保育園
http://www.nukumorinoouchi.com/