パパが1年も育休取って、一体何するの?パパの育休は「育自休業」?!|パパの育児休業は第二子で!~第二子誕生で育休を取ったパパのリアルな育休ライフvol.2
こんにちは!2016年3月、第二子が産まれるのをきっかけに、一年間の育児休業を取得することを決めた32歳の男性中学校教師のよしもとあきふみです。
このコラムでは、私が育休を取った想いや我が家のリアルな育休ライフをお伝えしていきます。
「1年間の育休取得」という自分のチャレンジが、自分の家族、生徒たち、そして我が子のことを何より大切に思う、日本中のママ・パパたちのためになると信じています。
◆バックナンバー◆
vol.1『1年間の育休を取った理由』
「男性が育児休業を1年間も取ってなにするの?」
職場でも奥さんのママ友たちからも、そんな質問をされます。そうですね。まずは、長男との時間を大切にします。
上の子の成長のために、色々な経験をさせてあげる。「下の子のお世話が忙しいからちょっと待ってね」と絶対に言わない。通常はママしか行けない平日の習い事の送迎も全部行きます。
その他は、家事全般。掃除、洗濯、買い物、三度の料理も毎日お手伝い。幸い、一人暮らしが長かったため、あまり苦になりません。
それらの家事を、できれば長男と一緒にしたい。日々の買い物なんかも一緒に行って、マーケットに売っている商品の話なんかしたら、きっと言葉もたくさん覚えるはずです。
長男は2か月に1度、2歳からのお料理教室にも通っているのですが、一度一緒に行ってみようと思います。
今までは、平日は毎日仕事。土日も朝から部活動の指導があり、子どもの夜の顔しか知りませんでした。
幸い、夕方に早く帰れる職場でしたが、それでも子どもと触れ合えるのは夕食とお風呂くらいのもの。仕事が忙しい時期には「パパ、また遊びに来てね」と言われたこともしばしば。
時間の縛りがあるような仕事をしているパパにこそ、育児休業を取得してほしいと思います。
パパの育休は育自休業?!
育児休業のことを、近頃は「育自休業」と呼ぶ人もいるそうです。
子どもを育てることはもちろんですが、自分自身も見つめなおす機会にする。出産はある意味人生のターニングポイントです。
それまで自分中心の生活をしていたものが、ある日を境に子ども中心の生活に変わります。子ども以上に我慢しなくてはいけないのは親たちです。
たまに子どものことをほったらかして、自分のしたいことを優先しすぎる親が社会問題になっていますが、まあ気持ちがわからないこともない。
要は、仕事をしながら育児をしようとするとストレスが多すぎるのです。
かつての日本は、「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」の家族のように、「専業主婦が祖父母と同居」いう家庭がほとんどでした。
女性の社会進出はいいけれど、一気に核家族化も進みました。「専業主婦の祖父母と同居の拡大家族」から、「夫婦とも働きの核家族」では差がありすぎます。
夫婦の関係が悪化したり、余計なストレスが溜まったりするのも無理はありません。育児と仕事の合間に自分のことを入れるから問題になるのです。
ストレスフルな日常生活を過ごしていては、結果的に育児も仕事も夫婦関係も何もうまくいきません。
自分のことをする時間をとるためにも、育自休業は必要です。もちろん、せっかくの時間を自分が遊ぶために使っては意味がありません。
わざわざ年収を減らしてまで一年も休むのですから、復帰後のキャリアアップのための勉強時間にしなければ。
個人的には、仕事が忙しい時期にはできない教育書の読書時間を増やし、早起きして趣味に時間を使い、習い事や講習会にも参加して学ぶ時間も取りたいと思っています。
また、妻のキャリアアップのお手伝いもします。仕事のマネジメントやアドバイス、妻が仕事や美容の時間を取る間の家事育児。
多くの人が出産と育児を行うこの20~30代は、仕事でも最も成長する時期。この時期に何も仕事をしていないと、その後の仕事も限られます。
それはもちろん男性も同じですが、女性が一人子どもを産む度に1年以上もの時間を取られることに比べれば、男性が第二子出産のタイミングでちょっと(1年)休むくらい、本当は大した問題ではありません。
妻は4月末から、お昼の短時間の仕事(エステ技術講師とベビーマッサージ)を復帰させました。
育休をスタートさせてみて
4月に育児休業をスタートさせてから、この一か月でしたことを挙げてみます。
・三度の食事づくりと家事育児。
・息子と日々のお買い物。
・幼稚園の入園式や行事に参加。
・息子のお弁当づくり。
・お花見と公園遊び。
・キッズプラザや子育て広場へ。
・育児コラム執筆。
・フリマサイトで古い物を断捨離出品、部屋の整理。
・アイススケート体験。
・体操教室とスイミングスクールの送迎。
・ドミノピザを作ってみよう!
・パンダがみられる動物園へ!
・キッザニアの未就学児専用DAYへ!
・息子と二人でトーマスの映画を。
・ご近所さんとの交流会。
「休業」とは名ばかりで、仕事をしている時よりも充実させ、ある意味忙しい時間にしたいと思っています。
子どもはもちろん、パパもママもスマイルでいるために。
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よしもとあきふみ(32歳)
中学校教師
2016年3月、第二子が産まれるのをきっかけに1年間の育児休業を取得することを決意。
長男3歳・長女0歳
ブログ『男の育児休業は第二子で!』更新中!
http://ameblo.jp/asahi-iroha/