1年間の育休を取った理由|パパの育児休業は第二子で!~第二子誕生で育休を取ったパパのリアルな育休ライフvol.1

2016.04.18

はじめまして!2016年3月、第二子が産まれるのをきっかけに、一年間の育児休業を取得することを決めた、32歳の男性中学校教師のよしもとあきふみです。

「第二子誕生での育休取得」というのが、私にとって何よりのこだわりであり我が家の教育方針。

収入は減るけれど、きっとお金では買えない価値があるはず。

育児休業を取得する男性は、わずか3%。

まだまだ男性の育児休業は世間では認められていませんが、今回のチャレンジが、自分の家族、生徒たち、そして我が子のことを何より大切に思う、日本中のママ・パパたちのためになると信じています。

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第二子の誕生で決意した1年間の育児休業取得

2016年3月24日。きれいな満月の夜でした。我が家にとっては待望の女児誕生。

日本人らしい名前、音の響き、長男との名前(あさひ)の相性、様々な理由から、「いろは」という名前に決めました。

いろはという言葉には、「良い母親」という意味もあるそうです。強くて美しい女性に成長することを願っています。

さて、そんな第二子の誕生に合わせ、一年間の育児休業を取得することを決めました。

現在、世間でも騒がれていますが、男性の育児休業取得率は3%。

どこへ行っても驚かれます。

「給料ストップするのに大丈夫?」、「一年も家にいてもやることないんじゃない?」

そんな声が聞こえてきますが、自分にはこんな思いがあります。

 

長男として生まれた私には、2歳下に弟がいます。弟が生まれるとき、父も仕事で忙しかったため、ずっと、自宅から少し離れた祖母の家に預けられていました。

一日中おばあちゃんと出かける毎日。そのおかげで、今でもおばあちゃんが大好きです。

トイレやマナーも祖父母のおかげでしっかり身に付きました。けれどもその一方で、可愛がられる弟に嫉妬をし、素直になれなかった記憶が30年たった今でも残っています。

「子どもは早く生んでおいたほうが楽よ」という大人の都合?で、2歳、3歳差で子どもが生まれることが多いですが、実は、3歳までって子どもが一番親に甘えたい時期なんですよね。

「脳の8割は3~4歳で完成するという研究結果」や、「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、子どもにとって一番大切な時期なのに、仕事や上の子の育児で忙しくして、親が構ってあげられないのってどうなのかなって常々思っていました。

 

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育児休業を取るなら今しかない

そんなことを考えていたとき、第二子を授かりました。長男は2歳。ママのお腹が大きくなるにつれて、チックが出始めました。

最初は片目に。次は咳払い。ちょうど、パパの仕事も繁忙期に入り、寂しさと不安が一杯になっていたのだと思います。

世間でもちょうど男性の育児休業が話題となりました。給料支給が止まる代わりに男性にも育児手当が付く(180日間は67%)ようにもなりました。

「育児休業を取るなら今しかない」。

大晦日、除夜の鐘を聞きながら、新年の抱負を立てました。

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ありがたいことに、職場では、校長や教頭が応援してくれました。「学校としては痛いけれど、いい機会なんじゃないかな」。理解ある上司のおかげで、育児休業を申請することが出来ました。

今まで同僚の女性の先生は何人も産休や育休を取っていますが、正直なところ男性職員は「急に仕事を休まれると職場が大変になる」とか、「休みが多いのに同じ給料だ」とか・・・。

みんな口には出しませんが、ママたちの育児を応援している一方で、理解できないところも多々ありました。

けれども、自分が実際に取得してみることで、そんな気持ちもわかるんじゃないかと思います。

我が子への教育はもちろんのこと、道徳教育や性教育の観点でもきっとこの体験が生かせると思います。

今日からいよいよ育児休業が始まります。縁あって、スマイルママコラムに参加させていただけることになりました。

子どもや妻がどんな思いなのかはわかりませんが、パパの思いを綴っていけたらと思います。

すべては、我が子のことを何より大切に思う、日本中のママ・パパたち、そして、子どもたちの健やかな成長のために。

2016年4月1日

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よしもとあきふみ(32歳)
男性中学校教師(教務主任3年目)
バスケットボール部顧問(市選抜スタッフ)
2016年3月、第二子が産まれるのをきっかけに1年間の育児休業を取得することを決意。
長男3歳・長女0歳
ブログ『男の育児休業は第二子で!』更新中!
http://ameblo.jp/asahi-iroha/

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