幼児期の足育|0歳からの足育~元気な足は元気なカラダを育てます~vol.4

2015.10.13

トコトコ歩き始めると、危ないことも多いですね^^私もスーパーなどへ行くと、カートによく乗せていました。でも…足は使わないと育ちません。歩く、走る、踏ん張る…足を使うことで土踏まずは育つのです。

 

現代は、バリアフリーで段差がない家、群れ遊びの減少、車での移動…こどもたちが踏ん張ることをしなくなってきています。本来は鬼ごっこやかくれんぼなど、遊びの中で足は育っていくのです。

 

いっぱい歩きましょう〜、外で遊びましょう〜とお話ししていますが、嫌がるのを無理やり引っ張って歩かなきゃって思われたママもおられました。お子さんが楽しく、身体を動かしたい〜と思うようにしていくのも、この時期は大人の意識で変わるのです。

 

まず…幼児期は生活リズムを整えていくことも必要です。

早稲田大学の前橋教授は多くの研究結果から早寝早起きの10時間睡眠の必要性を言われています。幼児期は10時間の睡眠が必要だそうですが、早寝早起きの10時間と、遅寝遅起きの10時間では握力に違いがあったという研究結果も出されています。

 

子供たちに歩かせようと思っても、体のスイッチが入っていなければ、抱っこ〜となりますね。幼児期は遅くとも9時までには就寝、7時に起床が理想だそうです^^生活リズムを整えた上でエネルギーを発散出来る身体を育んでいきたいですね^^

 

足指にも握力あることご存知ですか?手の握力と同じです。足指の握力は運動神経にも比例するのです^^足裏で地面をつかむ。蹴る。これには筋力が必要なんです。

 

フラットなところばかりではなく、あえて、段差があるところを歩く。芝生の公園を裸足で歩いてみるなどしていると、足に刺激を与えながら足を育んでいくことができます。

公園での滑り台、砂場でのおしゃがみ、ジャングルジム、お家での階段…、足育トレーニングはいろんなシチュエーションで、今すぐできることがあります。ママがお子さんの足指の使い方がちゃんとできてるかなぁって観察することが大事です^^

 

夏の厳しい暑さから、体を動かしやすい季節になりました。親子で足育、楽しみませんか?

 

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玉島 麻理

足育サロンTa・Ta・Ta代表
NPO法人日本足育プロジェクト協会代表

◆足育サロンTa・Ta・TaHP
http://ashiiku-tatata.com/
◆足育プロジェクト協会HP
http://ashiiku-pj.com/
◆ブログ
http://ameblo.jp/tatata-foot/

◆スマイルママラジオ「0歳からの足育vol.1~3」

https://smilemama.jp/?p=5178

 

 

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