あなたの利き脳に合った片付け方|暮らしを整えよう!Let’s Organize!vol.9
こんにちは!
ライフオーガナイザーの田中佐江子(さえたん)です。
このコラムでは、スマイルママ代表の釜ちゃんが
実際にお家の中の空間を整え、
暮らしの段取りを整えていく様子を
ライフオーガナイザーとしてお伝えしています。
今回は、「利き脳」のお話をしたいと思います。
今回こそはとルールを決めても、
なかなか片付けがうまくいかないあなた…
利き脳に合った片付け方があるんです!
前回のコラムでは、暮らしを作る大事な基準は、
あなたと家族の大切にしたいことをしっかりと見極めること、
ママが笑顔でいられることをたくさん集めよう、
と書きました。
では、理想が出来たとして、
何を基準に暮らしをカスタマイズすればいいのでしょうか。
ライフオーガナイズで、システムを作るのに
ヒントとしている、『利き脳』。
実は、利き手や利き足などと同じく、
脳にも「利き=得意」があるのです。
脳には右脳と左脳があり、
それぞれ担当する役割があります。
右脳は、ひらめきや直感、芸術や音楽、
形や空間を読み取るなど、アナログで感覚的な脳です。
対して左脳は読み書きや話す、分析や科学的な思考、
毎日繰り返すルーティーンワークなどを
処理する論理的な脳です。
その右脳と左脳、
どちらを心地よくスムーズに使っているかで、
思考や行動に特性があります。
「利き脳」を知ると、
特性にあった楽な方法、得意なやり方がわかります。
利き脳は指組みと腕組みで調べることが出来ます。
脳に情報が入ることを「インプット」と言います。
見たり聞いたりした情報が脳に入ってくる時のことです。
その「インプット」に左右どちらが
優位に働くかを知るのが指組みです。
意識せず自然に指を組んだ状態で、
親指が下になっている方が利き脳です。
つまり、右の親指が下なら「右脳インプット」、
左の親指が下なら「左脳インプット」です。
「インプット」に対し「アウトプット」は腕組みで調べます。
「アウトプット」とは、
脳で処理した情報を書く・話すなど
行動に移す時に優位に働く脳です。
この場合も意識せずに腕を組んで、
重なった手首が下になっているのが利き脳です。右の手首が下なら「右脳アウトプット」、左の手首が下なら「左脳アウトプット」です。
指組みと腕組みで4つのパターンに別れますね。
その特性は性格や行動のパターンに現れるのですが、
片付けにあったキーワードは以下の通りです。
どちらも右脳「右右脳」
視覚で物事をとらえ、直感で行動。
見たまま、すぐに出せてしまえる
手間のかからないやり方がおすすめ。
色や形で判断するのが得意です。
どちらも左脳「左左脳」
細かい収納ができるので、
合理性や機能性を重視して片付けるといいです。
ラベリングなどが有効です。
できるだけ毎日リセット!を日課にしてもいいかも知れません。
インプット右脳・アウトプット左脳「右左脳」
感覚的にとらえ、細かく再現しようとします。
見た目重視で、完璧主義になりすぎないことが肝要。
お好きな収納用品を揃えることでモチベーションアップ、
と言うこともありますが、
中はざっくりとしておいた方がいいかも。
インプット左脳・アウトプット右脳「左右脳」
論理的にとらえた情報を感覚的に表現。
自分が納得する、マイルールがベストです。
ユニークな方法でもOK、
ご自身がしっくり来る方法を探して下さい。
とても簡単にしかご紹介できませんが、
なるほど!と思っていただけると思います。
もちろん、家族で利き脳が違うと得意なことも違います。
どこかが散らかるなら、その理由もわかります。
家族みんなで調べてみて下さいね!
参考文献:「利き脳片付け術」高原真由美
ちなみに、私は右右脳。釜ちゃんは左右脳でした!
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ライフオーガナイザー
田中佐江子(さえたん)
ブログ:「3匹の子ブタ in the HOUSE」
日本ライフオーガナイザー協会
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▼スマイルママラジオ ゲスト:ライフオーガナイザー田中佐江子さん
スマイルママ代表釜ちゃん家のライフオーガナイズの様子を
担当の田中さんと一緒に振り返ります。涙、笑いあり!ぜひご覧ください^^