0歳からの足育とサンダルの選び方|0歳からの足育~元気な足は元気なカラダを育てます~vol.1
はじめまして!
”足ママ”こと玉島麻理です。
今回より「0歳からの足育~元気な足は元気なカラダを育てます~」
のコラムを担当させていただきます。
よろしくお願いします。
第1回目は、
◆0歳からの足育
◆これからの季節に役立つ!サンダルの選び方
について、お伝えしたいと思います。
◆0歳からの足育って?
「足育」とは、足についての正しい知識を得て、
正しい靴の選び方や履き方などを知ることで
大人になってもトラブルのない足を育てるということです。
「足育」というと、子どもが歩き始めてから
スタートすると思われているママ達が多いです。
私自身も子どもが小さい頃、「足育」という言葉自体
知りませんでしたし、靴選びをする1歳過ぎまで
足を育むという意識はありませんでした。
足育の活動をはじめてからの様々な経験や学びの中から、
生後すぐからの「足育」は大切であることが腑に落ち、
今ではそれをママたちにお伝えしています。
赤ちゃん期は「お子さんの成長を妨げない」
ということが大前提です。
その上で今からできる0歳からの足育をお伝えしたいと思います。
① 足に触れる
お子さんの足に触れてみてください。
原始反射がある時期なら、
足裏を触れると足指をギュッとしたり、
甲を触れると足指を開いたりします。
普段からお子さんの足に触れてみてください。
② 座り姿勢
首が据わっておすわりするときにもたれかけないようにします。
足裏を地面につけて座ることを意識してみてください。
まだ1人で座れない子を座らせるタイプのはめ込み型の椅子などは
足裏がういている場合が多いのです(>_<)
長時間にわたらないようにしてもらえたらと思います。
③ 裸足
足元が不安定な時期は足指で踏ん張ることが大事なので、
なるべくおうちでは裸足で過ごしてください。
④ 抱き方
抱き癖が歩き癖になります。
長時間抱っこ紐などで移動すると身体が形状記憶してしまいます。
リンパの流れを妨げないような抱き方にしましょう。
ママの利き腕でばかり抱っこすると、
いつも同じ向き癖がつき、身体の歪みに繋がります。
時々向きを変えてみるようにしてみてください。
◆サンダルの選び方
夏は爪も足も伸びる時です^^
サンダルも種類が多くて何がいいのか
判断がつかないですね。
サイズが大きすぎるものを購入すると、
歩くときに足をすって歩いてしまいます。
足育的には幼児期の靴は
かかとがあるものをお薦めしています。
まだ骨が完成していない幼児期は、
踵がスニーカーのようにしっかりしているもので
かかとを支えるタイプを探してみてください。
甲はマジックテープで止められるタイプがいいです。
例えば、このようなタイプがお勧めです。
写真はアシックスのものですが、
いろんなメーカーから同じようなタイプが出ているので
探してみてくださいね。
川遊びなどするときは、
つま先まで覆っているタイプがいいですが
裸足で履くサンダルは前滑りしやすいので、
つま先がオープンな方が足指も真っ直ぐ伸びます。
6歳以降はマジックテープで調整できるタイプ
のものをお薦めしています。
また、草履も土踏まずを育成するには良いと思います。
ただ、運動するときなどは、
スニーカーのほうがいいと思います。
幼児期の骨は軟骨です。
良くも悪くも変わりやすいです。
特に夏は足のサイズが一番変わる時です。
靴で足指を変形させないように
こまめに足と靴をチェックしてくださいね^^
類似品も多く出回っている発泡樹脂製のサンダルなどは、
足にいいものとは言えません。
海やプールでの使用にしてくださいね^^
女の子はおしゃれに敏感です^^
ミュールなど欲しがるお子さんも多いと思います。
完成していない子どもの足の骨格には、
かかとの高さがあるミュールはお薦めできません。
1日1~2時間程度だけ履く、
履いたあとは足のマッサージなど
約束ごとを家族で決めていただいた上で
購入するなどしてみてください。
次回はファーストシューズの選び方をお伝えしますね。
次回もお楽しみに!
===================
玉島 麻理
足育サロンTa・Ta・Ta代表
NPO法人日本足育プロジェクト協会代表
◆足育サロンTa・Ta・TaHP
http://ashiiku-tatata.com/
◆足育プロジェクト協会HP
http://ashiiku-pj.com/
◆ブログ
http://ameblo.jp/tatata-foot/
◆スマイルママラジオ「0歳からの足育vol.1~3」