実際のオーガナイズ作業の様子|暮らしを整えよう!Let’s Organize!vol.3
こんにちは!ライフオーガナイザーの田中佐江子(さえたん)です。
このコラムでは、スマイルママ代表の釜ちゃんが実際にお家の中の空間を整え、暮らしの段取りを整えていく様子をライフオーガナイザーとしてお伝えしています。
さぁ、いよいよ釜ちゃんのお宅での作業について詳しくお伝えしていきます!
◆一人でできる??
いよいよ釜ちゃんのお宅での作業が始まりました。
ゴールはお家全体を整えることなのですが、まず最初に取り組んだのが1階の洋室です。
釜ちゃんのクローゼットがあるお部屋ですが、ほぼ物置部屋になっています。
溜まってしまった衣類やモノで、部屋の床がいっぱい。
最終ゴールは、このお部屋を釜ちゃんのワークスペースにし、
在宅でも「オンとオフ」を切り替えられるようにしたい、とのことでした。
カウンセリングの日から2週間、釜ちゃんは宿題としてモノの分類を進めてくれました。
「あまり出来ませんでした・・・」と言いながら、リビングにあったたくさんの本を見直し、処分するものと保管するものに分類してありました。
時間に追われる中、少しずつでも作業を進めるのはなかなか大変なことです。
特に苦手と感じていることを1人でするのは気が進みませんよね。
こんなとき、ライフオーガナイザーが来る、ということが行動を始めるきっかけになります。そして一緒に作業を進めて行くと、かなりスピードが上がります。
◆捨てるから始めない!
作業の日、私とアシスタント2名でうかがい、物置部屋のモノの分類を中心に進めて行きました。
床に積んである一つ一つに目を通し、分類します。
クローゼットの中も全てだし、見直していきました。
分類は要る・要らないではなく、全てを把握し、仲間にわけることから始めます。
捨てるものを探すのではなく、必要なモノを選び取るためです。
少なくとも4つぐらいに分けるとスムーズです。
好き/嫌い・使う/使わないなどを組み合わせたり、キーワードに沿って分けたりと方法はいくつかあります。
釜ちゃんのお宅では、人・季節・シチュエーション毎に分類しました。
分けたあと、移動するものは大きな紙袋に入れました。
◆分類すると、傾向がわかる
大量のものを仕分けしていくと、自分の持っている物の傾向がよくわかります。「スタイルがよく似ている」
「とりあえず要りそうだから買っている」
「安かったから」「思い出大好き」など、
私達が何も言わなくてもご自身で気づかれることが多いです。
傾向がわかれば対策が打てます。
同じ様なものが多いなら、新しく買うのは控える。
思い出が大切なら、きちんと保管する。
そこはアドバイスをさせていただくこともあります。
釜ちゃんは、かなり集中してがんばりました!
ひたすらモノと向き合い、サクサク分類されました。
進めて行くうち、判断もどんどんクリアになっていった様に感じました。
ちょっと休憩しましょう!と言った時には開始から3時間が過ぎ、手放すと決めたものはゴミ袋5つになりました。
そして分類が終わり物量が確定したものから、仮置きで元に戻していきます。
作業初日はある程度の仮置きを決めたところで予定時間となり終了。
床にはスペースが現れました。
オーガナイズ作業はテレビのビフォーアフターのように、一日でガラッと変わる!という様にはいきません。
止まってしまった時間が長ければ長いほど、多少の時間と行程を必要とします。
リバウンドを避けるためにも大切なことです。
最初はゆっくりでも、ご自身が体感することでぐんぐんオーガナイズが進むこともあります。
サポートするライフオーガナイザーとして、クライアントご自身の変化ほど嬉しいことはありません!
では、釜ちゃんのオーガナイズ、次回もお楽しみに!
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ライフオーガナイザー
田中佐江子(さえたん)
ブログ:「3匹の子ブタ in the HOUSE」
日本ライフオーガナイザー協会