ベトナムよりこんにちは!|新米パパの子育て奮闘記inベトナムvol.1

2015.02.12

みなさん、こんにちは。 ベトナムのハノイからです。

これから、コラム【新米パパの子育て奮闘記inベトナム】を担当します。

第一回目の今日は、

・ベトナムへ移住してから

・妻との出会い

・国際結婚の手続きで驚いたこと

について書きたいと思います。

 

◆自己紹介

僕は浅野彰といいます。

ベトナムに住みはじめて6年目となりました。

出身地は札幌で、高校まで札幌で過ごし大学で横浜に行きました。

その後海外で社会人生活を送りたいと思い、

27歳の時にハノイに来てそのまま移住となりました。

現在は、ハノイ・ホーチミンの2都市で2ヶ月に1度、

ベトナム人の日本語学習者向けに

日本語の試験を実施しています。

また、ハノイ大学と提携して、

日本語学習者で優秀な学生を対象とした

「新卒正社員として東京でITエンジニアを目指す」

という人材支援を行う事業を行っています。

 

◆ベトナムへ移住してから

最初の1年間は、「ベトナムを知る」ことに専念し、
ベトナム人とはどういった人なのか?
ベトナムとはどういった国なのかを知ろうと思い、

過ごした1年でした。

 

次の2年目は「ベトナムを理解する」ことに専念しました。
ベトナムを知った上で、当然日本と違う面も

多々ある中で理解してそれを受け入れ、

価値観や考え方、生き方の違うベトナム人と

協調性を持って過ごした年でした。

 

3年目から英語だけで生きていくのは難しいと思い、

ベトナム語を自主的に取り入れ習得し始めました。
1年程である程度の日常会話は出来るようになって
現在ではベトナム人とそれほど難しくない

会話であれば問題なく出来るようになりました。
そのおかげで、自分が会話できる対象となる人が

全てのベトナム人になったので、

非常に大きな転機となりました。

 

◆妻との出会い

そして妻と出会ったのは、移住2年目の

ベトナムを理解しようとしていた頃です。
当時、数少なかった日本人の友人から電話があり、

カフェに行くと彼女(現在の妻)とその友人、

そして僕の日本人の友人がいました。
その頃僕は全くベトナム語がダメだったので、

英語を通してコミュニケーションを図るも、

仕事の合間だったのもあり、20分で退散することに。
彼女のことを結構カワイイと思ったので

忍びなかったけど、致し方なしでした。

 

そんな急な出会いも日々の日常に忙殺されて半年が経ち、
彼女からSMSに連絡が来て再度会うことになり、

結果、結婚に至りました。

 

3年前にクアラルンプールに旅行した際の写真です。

3年前にクアラルンプールに旅行した際の写真です。


◆国際結婚の手続きで驚いたこと

国際結婚でしたので、まずはベトナム側で

必要書類を日本側から取り寄せて準備して、

ベトナムの司法局に提出しに行きます。
その後、偽装結婚でないか否かを確認するべく、

同じ面接官に時間差で僕たちの出会いや

家族構成を聞かれる面接が行われました。

これには驚きましたね!
日本では婚姻届を提出して受理されるだけですが、
ベトナムでは偽装結婚やパスポート目的の結婚もあるため、
こうして役所が許可しないと結婚出来ない

というスキームは、僕にはとても新鮮でした。

 

また、通常この手続きを行うと

3ヶ月くらい受理されるまで時間がかかります。
手続きも何事もなくスムーズに事が運び、

日本大使館やベトナムの法務局も手続きが完了し、

昨年の8月22日に全てが完了したという連絡が来て

結婚証明書を受け取りました。
それから日本大使館へ行き、

日本側での婚姻届提出を行いました。

 

4年程前に、お酒を飲みに行った際の写真です。

4年程前に、お酒を飲みに行った際の写真です。

こんな風にベトナムは日本と勝手が違うので、

日本では考えられないことが多々起きます。
そんな日常も僕にとっては刺激的なので、

この地に住んで仕事をすることが出来るのですが、

人によっては受け入れられない人もいるかもしれませんね。
異国の地で妊娠と出産そして子育てをするので、

日本とは違うことが多々起きると思います。

 

今年の4月初旬に第一子が産まれる予定です!

これからそんな日常を書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

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浅野 彰
J.TEST VIETNAM

http://j-test.vn/

 

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