子どもの可能性を信じて解き放つ。息子の4万円のスキーキャンプから学んだこと。|釜ちゃんの日記vol.32
こんにちは!スマイルママ代表の釜ちゃんです。
先週は弾丸出張ツアー。
大阪から実家のある石川に帰省し、次の日は金沢から長野入り、そしてその次の日に大阪に戻るという目の回るような週末でした。
でも実家でお寿司やら大量の新鮮な刺身をたらふく食べて、お腹も心も満たされて帰阪しました。
大好きな姪っ子ちゃんとも久しぶりに会えて、元気をいっぱいもらいました。
うちの娘と同級生で3歳の姪っ子ちゃん。なんとも愛おしい存在です。
さて、今回の釜ちゃんの日記は、小1息子のスキーキャンプの感想を書こうと思います。
息子の変化だけでなく私自身の変化や気づきも。
学校で長期休暇の前になると必ずもらってくるアウトドア系キャンプのプリント。
ずっと気になっていたものの、「うちの息子はこういうのに積極的に行くキャラじゃないだろう」という私の勝手な思い込みもありましたが、でも毎回「こういうのあるけど行く?」という声がけはしていました。
毎回「やめとく」という返事だったので、「だよねー」と思っていました。
今回もきっと行かないだろうなぁと思いながら声をかけると、なんと「行きたい」という返事が。
えええ?そういうキャラちゃうやん!本当に大丈夫?!
という私の想いとは裏腹に、本人は俄然やる気満々、行く気満々。
2泊3日、スキーのレッスンが2時間×2回、1時間半×1回ついてくるコースで、なんとお値段4万円ほど。
これを高いととるか、安いととるか。
初めましての人との共同生活2泊3日という経験は私が作り出してあげられるものではないので、これはお金を払ってでも挑戦させてあげる価値があると感じたので私的にはアリ!
しかーし、息子用のボストンバッグやスキー用の靴下を買ったり(これが高いんだなー!)、ウエアをフルセットレンタルしたりで、なんだかんだ5万円強はかかってそうだけど…
↑息子が不在の間、久しぶりに3歳の娘と二人っきりの時間を過ごしました。
朝、7時過ぎに娘と私と息子で家を出ました。
出発の日もいつも通り「飄々(ひょうひょう)とした」感じで、一言も寂しいとか不安とかそういう言葉もそぶりもなく普通に家を出発。
びっくりするくらいいつも通りの息子。ある意味すごいなぁ。
集合場所には大きな荷物を持った子がたくさん。親もたくさん。
もうそれだけで私もドキドキ。この中で息子は本当に楽しく過ごせるのだろうか、本当に本当に大丈夫だろうか。不安しかありませんでした。
当の本人は相変わらず「飄々と」していまして、気分の上がり下がりも全くなく普通に整列して出発。
バス乗り場まで子供達と並走して親も歩きます。子供達のたくましい背中!泣きそうになるのをこらえながらバスまで。
酔いやすいから前の方に乗って欲しかったけど、全員が後ろの方に座っている様子を見て、それでまた私の不安もつのります。
で、あっという間に出発。
あぁ、寂しい。寂しい。寂しい。
なんでこんなに寂しいんだろうというくらいすごく寂しくて、娘とトボトボと帰りました。
その後、都度発信されるツイッターやFacebookでの投稿を見ながら(今時のキャンプの主催者ってすごいなぁ!)、息子が写真に写っていたら喜び、写っていないと落ち込み、私ってこんなに心配性なんだ!と自分でもびっくり。
息子が友達たちと肩を組んでいる写真、笑っている写真、楽しそうにゲームをしている写真、何かを書いている写真…
当たり前だけど、私のいないところでもちゃーーーーーーーんと生きてる、ちゃーーーーーんと楽しめてる。
それが写真から伝わってきて、これまた感動。
でも本当は寂しいんじゃないかな、友達は本当にできてるのかな、ご飯ちゃんと食べれたかな、スキーは楽しめているかな、着替えはちゃんと間違えずにできたかな、寒くないかな、、と面白いほど心配な気持ちが生まれてきました。
そこで私は気づきました。
あぁ、私は息子を信じれてないんだ。息子は大丈夫だって思えてないんだ。ってことに。
自分の息子を信じれなくてどうする!あの子なら大丈夫だ!ってどーんと構えられないでどうする。
そんなふうに思いながらもやっぱり心配で。
そんなこんなであっという間にお迎えの日を迎えました。
遠くから重い荷物を背負いながら、しっかりと歩いてくる息子の姿を見てまた感動。
あぁよかった、無事に帰ってきた。生きてる。(当たり前だけど!)
私の顔を見て、照れながら小さく手を振って整列をする息子。
先生たちの話をしっかり聞く息子。(しかも1番前で!)
かっこよすぎ。(親バカ!)
そして解散した後、すぐに私のところに駆け寄ってきてくれるという私の期待は大きく裏切られ、息子は同じグループの友達たち一人一人にバイバイの挨拶をしていました。
一人一人の目を見て丁寧に。
この姿は本当に思い出しただけでも泣けてきます。
たった2泊3日だけど、ちゃんと息子は友達ができたんだな、自分の居場所を見つけられたんだなって。
友達に挨拶をした後は、先生たちにも。
そのあとにようやく私のところに来てくれました。
今までの息子なら、こんなことがあった、こんなことをしたと、自分からいっぱい話してくれていたはずですが、びっくりするくらい無口でした。
友達や先生とバイバイしたのが寂しいのもあるでしょうが、もうはしゃいでいろんな話を私にしてくれる年じゃなくなってきたのかなーとも。
もちろん私から質問したらいっぱい答えてくれましたが、自分からガーーーーーッとは話さないんだなとここでも成長を感じました。
今回息子は初めて、知らない世界に自分で飛び込んで3日間を過ごすという経験をしました。
きっと息子自身も「できた」ということが確実に自信につながったと思います。
↑娘との対面。お互い照れて、この絶妙な距離感!笑 娘は幼稚園帰りだったので帽子着用のまま。
一つも寂しいとか、家に帰りたいとか、私に会いたいとかって思わなかったんですって。ビビる。
これには正直ショックというか、衝撃というか…
え?!そんなに強い子やったっけ?と驚きまくりでした。
私が小6で無人島への10泊11日のキャンプに行った時、2日目くらいでホームシックにかかって泣いたことが今でも忘れられないのに。
小1のくせに、ホームシックにならないなんて。
っていうこういうのも私の完全な思い込みなんですよね。
息子は、私の想像をはるかに超えて強かった。たくましかった。
それが私の一番の発見でした。
いかに自分が日頃子どもに対して
・これくらいならできるだろう
・これはちょっと無理かな
・これは絶対できないやろう
と、勝手にリミットをつけてしまっていたことに気づきました。
私が思っているより、息子は強い。たくましい。
私が思っているより、息子はすごい。かっこいい。
これからの私の課題は、
息子の持っている可能性を信じること。
信じて解き放つこと。
可愛い子には旅をさせよとは、よく言ったものですね。本当にその通り。
↑今回は息子だけ参加しましたが、いずれジャイ子も行きたいって言うだろうなぁ。(4万円×2かぁ…。)
息子も一人の人間。完全な人間。
過不足なく、まるっとそのまんま、その存在が全てが愛おしくてまばゆい存在。
だから親がなんでも決めつけないこと。可能性を狭めないこと。
この子はなんだってできる!
この子は大丈夫!
そう腹の底から信じること。
これに尽きるなぁと感じました。
私にとってもすごくいい経験になったスキーキャンプ。
これは4万円の価値はありますね。(値段のことばっかり言ってすみませんー!笑)
当然息子は「また行きたい」と言っています。
プライスレスな経験をたくさんさせてあげられるよう、彼の可能性を広げてあげられるように私ができるサポートは惜しまないぞー!
世界は果てしなく広い!羽ばたけ、息子よ!
スマイルママ代表・釜ちゃん
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