釜ちゃんが行く!vol.1『親子のコミュニケーションを育む「布おむつ」』コーベベビー株式会社 内藤光子さん&高橋めぐみさん
こんにちは!スマイルママ代表の釜ちゃんです!
ついに始まりました、「釜ちゃんが行く!」。
このコーナーは2児の母(息子2009年、娘2013年生まれ)
である私・釜ちゃんが日ごろ
気になっていること・場所・人・企業・イベント・サービス
など、とにかく私のアンテナにひっかかる全てに
私が自ら足を運んで、見て・聞いて・感じて
それをそのまんまレポしようというものです。
記念すべき第1回目は
『親子のコミュニケーションを育む「布おむつ」』
をテーマにお届けします。
とってもボリュームのある内容なので、
2回に分けてアップしていきたいと思います^^
==================
目次
◆vol.1
コーベベビー株式会社 内藤光子さん&高橋めぐみさん
・第2子の子育て「布おむつ」にトライしたい
・「釜ちゃんが行く!」の初取材!
・布おむつってあったかい
・ワーキングママこそ布おむつ
・布おむつで子どもへの興味が増す?
・排泄に対する感覚が変わります
・布おむつはママの気持ちを明るく軽くする
・トイレで成功する回数が明らかに増えた
・もっともっと布おむつを広めたい
・コーベベビー内藤さん&髙橋さんインタビュー
==================
今回はVol.1。
私がなんでこんなに「布おむつ推し」なのか
そのきっかけをくださった
コーベベビー株式会社の
内藤光子さん&高橋めぐみさんとの出会いや
お二人へのインタビューをお届けします。
だいぶ長くなってしまいましたが
最後まで読んでいただけると嬉しいです^^
◆第2子の子育て「布おむつにトライしたい」
私がずっと気になっていた布おむつ。
でも始めるきっかけを掴めないまま
第2子の子育てがスタート。
第1子の子育てで「やってみたかったのにやれなかった」
ということがたくさんあったので、
それを第2子の子育てでは
一つずつやってみたいと思っていました。
その一つが「布おむつ」。
現在、1歳9か月(2015年6月現在)の我が家の娘は
1歳5ヵ月から「紙おむつ」と「布おむつ」を併用した
ハイブリッド型で生活をしています。
お出かけするときや寝るときは紙おむつ。
それ以外はできるだけ布おむつという生活です。
でも、布おむつをスタートするまでは
一体どうやって始めたらいいかさっぱり分からず、
なかなか一歩を踏み出せなかったのです。
私がどうやって布おむつライフを
始めることができたのか、
実際使ってみてどうなのかについても
お話したいと思います!
◆「釜ちゃんが行く!」の初取材!
布おむつに興味はあったのに、まだ一歩を踏み出せていなかったころ、
Facebookで布おむつ普及委員会の存在を知り、
メンバーのおひとりの上野桃子さんと出会いました。
上野さんにスマイルママラジオに出演していただいた際に
内藤さんと髙橋さんにもご出演いただけることになり、
その後、改めて会社に伺わせていただくことが決まりました。
これが初となる「釜ちゃんが行く!」の取材です!
コーベベビー株式会社はその名の通り、
神戸が本社の「レンタル布おむつ」の専門企業。
えっ?布おむつをレンタル?どういうこと?
そうですよね、そう思いますよね!
レンタル布おむつについてのお話は
vol.2で詳しくお伝えしますのでお楽しみに^^
布おむつを専門で扱っている
言ってみれば「布おむつのプロ」である
コーベベビー株式会社の
内藤光子さんと髙橋めぐみさん。
以前スマイルママラジオにも
ゲストとしてご出演くださったお二人に
久しぶりにお会いしたのは
コーベベビー本社に打ち合わせに伺った
2014年の年末。
その時にお二人とお話したことが、
その後の私に大きな影響を与えることになるとは…
まずはそのお話をさせてください。
◆布おむつってあったかい
みなさん、お子さんには紙おむつと布おむつの
どちらを使われていますか?
私はそれまで100%紙おむつを使っていました。
コーベベビーさんに打ち合わせで伺った際、
初めて布おむつの現物を見ることができました。
へぇぇ!これか!!!
触るとあったかいって聞くけどほんとかな?
「触っていいですか?」
「どうぞ^^」
うわーーー!ほんとだ、あったかい!
もうね、紙おむつしか触ったことのない
私には大きな衝撃でした。
うん、確かにあったかい。
でもそりゃそうか、布だからぬくもりがある。
ってことは今まで使っていた紙おむつは
『紙』おむつっていうけど
100%紙でできてるわけじゃなくて
いろんなものが加わっていて
うーん、なんていうか人工的な感じがするのに対して
布おむつは自然のものっていう感じ。
それもそのはず、布おむつは綿100%。
このぬくもりのある布が
赤ちゃんの大切な部分を覆う。
そりゃ気持ちいいに決まってるよなぁ…。
私の中で、「おむつ」=「紙おむつ」でしたが
そうか、本来大事な部分を覆うものだからこそ
綿100%であるべきなんだよな、
絶対にその方が気持ちいいもんな…。
おむつは必ずしも
「市販の紙おむつ」でないといけないわけじゃない!
布おむつという選択肢があってもいいんだ!と。
もちろん以前からそのことは分かってはいたのですが
この時は本当にそれを強く実感しました。
私だって24時間365日、
このゴワゴワしたものを
履き続けるのゼッタイ嫌だわ。
これが普通だって思ってたけど、違う!
このとき、本物に触れることができたことが
私にとって大きな衝撃となったのです。
百聞は一見に如かずと言いますが、
本物を見て、さらに触ってみて納得。
これはいい。絶対にいい。
そう確信しました。
◆ワーキングママこそ布おむつ
そしてこの後、私が大泣きしてしまいました。
そのお話をしたいと思います^^
私はワーキングマザーです。
取材に行った時期はちょうど
仕事と家庭と育児のバランスが崩れていて
「このままじゃダメだ」と思いながらも
何も改善することができず日々葛藤していました。
仕事を終えて、ダッシュで延長保育をお願いしている
幼稚園と保育園にお迎えに行って子どもたちを拾い、
家に帰ったらご飯を作って食べさせて
お風呂に入れて寝かせる…
朝も夜も戦場です。心のゆとりなんてない。
でも仕方ないって思っていました。
それがワーキングマザーなんだって。
ご自身も3児のママである内藤さんが言いました。
「釜井さん、ワーキングママこそ
布おむつなんですよ!」
え?え?どういうことー???
ワーキングママだから、時間がないから
紙おむつじゃないの?
「いえいえ、違いますその逆です!」
子どもを迎えに行って帰ってきたら本当に戦場。
子どものことよりもママの頭は
「次はご飯作ってお風呂沸かして、ご飯食べさせて…
お風呂入れて、歯磨きして、寝かせて…」
と、頭の中がその後のTO DOでいっぱい!
まさにうちもそうでした!!!
子どもの遊び相手になる時間の余裕も
もちろん気持ちの余裕も全くナシ!
当然、第2子の娘のおむつだって
保育園ではいて帰ってくる紙おむつが
よっぽどポンポコリンじゃない限りは
お風呂に入るまで、ほぼそのまま放置です。
途中おしっこしているかもしれないけど
紙おむつだからそれを気にする必要もナシ。
でも、家に帰って来て
布おむつにはき替えさせるだけであら不思議、
「おしっこない?」「おむつ濡れてない?」
と、ママも子どもを気にかける余裕ができるんだとか。
気になるから声をかける、おむつを見る、
おしっこをしていたらおむつを取り替える、
排泄物のチェック(におい、量、頻度)、
↑この間ずっと子どもと
コミュニケーションを取っているわけですよ。
◆布おむつで子どもへの興味が増す?
内藤さんは言います。
布おむつを使うことで、
さらに子どもへの興味・関心が増します。
そして不思議とおしっこもうんちも
汚いものという感覚がなくなります。
そして子どものお尻がさらに愛おしく感じるんです。
このお話を聞いた時、
どゆことーーーー?!って思いました。
でもね、布おむつを使っていて実感しています。
まさにその通り!!!
ほんっとにその通りなんです。
内藤さんが
「布おむつを使うと分かってもらえると思います。
言葉で説明するとうまく伝わらないんですけど…」
っておっしゃった意味が、
今ならめちゃくちゃよくわかる!
ほんとにほんとにその通りなんです。
子どもとのコミュニケーションをするきっかけを
布おむつが与えてくれます。
そんなもん布おむつに頼らんくてもいいやん、
紙おむつ使っていたって
コミュニケーション取れるし!
って思ったでしょ?
いえいえ、布おむつにしたらね、
まずは子どもの「排泄」が気になるんです。
そして子どものことが気になるようになるんです。
紙おむつだったら1時間や2時間放っておけますよね。
でも布おむつだったらおしっこ・うんちが出たら
なるべく早めに替えてあげないといけない。
だから気になるというのもあるのですが、
そういう「義務感」じゃなくて
単純に、素直に、純粋に
子どものことが気になるようになるんです。
それが内藤さんが言う
「子どもへの興味・関心が増す」
ということなんだと思います。
これも布おむつ生活をしてみて感じたこと。
そろそろおしっこ出るかな
あれ?今日は結構回数が多いな(少ないな)
あら!だんだん間隔があいてきたな
おっ!おしっこ出そうだな、
トイレに連れて行ってみようかな
子どもの行動、表情を読み取ったり、
おむつをチェックしたり触ったりすることで
いろんなことを感じるのです。
もちろんその間、ママは自然と言葉がけもしています。
これぞ布おむつを通した
親子のコミュニケーション!!!
◆排泄に対する感覚が変わります
そして、例えばおむつ替え後にすぐまた
子どもがおしっこをしていたとしても
「えー?!もう出たん?」
「また替えないといかんやん!あーあ。はぁぁ。」
じゃなくて
「えー♡出たん?
ほんなら替えような~♡」
という感じなんです。
「おしっこ(うんち)が出たことが嬉しくなる」
という感覚!これもすごく不思議!!!
紙おむつだったらそんなこと思わなかったのに!
そして
使用済みの布おむつが
「汚い」と感じない。
これもすごーーーーく不思議なんです。
使用済みの紙おむつを手に持つときの感覚と
布おむつを持つときの感覚が明らかに違う。
なんでだろ。これは明確な理由は分かりません。
そして同じように「におい」も違う!!!
ほぼ無臭です。
使い終わった紙おむつの方が臭い。
これは衝撃的でした。本当に。
今私はコーベベビーさんの
レンタル布おむつを使っています。
1週間分ためておいて、
1週間に1回回収に来てもらうのです。
使い終わったものを置いておくの?!1週間も?!
ひぇ~~!!くさくないの~~?!
って思いません?
でもぜんっぜんにおわないんです。不思議!!!
これもまた大きな発見でした^^
◆布おむつはママの気持ちを明るく・軽くする
話を戻して…
内藤さんが「ワーキングママこそ布おむつ」の
お話をしてくださった時のこと。
========
働いているお母さんって、必然的に
子どもと一緒にいる時間も短くなりますよね。
そのことで、子どもに悪いなって罪悪感を
感じているママもいると思うんです。
(うん、まさに私がそう!!!)
でもね、昼間一緒に過ごせない分、
保育園から帰ってきてから寝るまでの
数時間はあっという間だけど
濃密に過ごしたいですよね。
(そうそう、ほんとにそう!)
布おむつを使うことで、子どもさんと
より深くコミュニケーションを取ることができて
昼間は一緒にいれないけど、だからこそ
一緒にいれる時間をより大切に
過ごすことができるんです。
それがママの「安心」にもつながるんですよ。
(へぇぇぇ!なるほど~)
お子さんももちろん嬉しいんです。
布おむつを通してママにいっぱい気にかけてもらえて
声もかけてもらえて、そして触れてもらえるから。
(えーーーー!そうなの?!?!涙)
そしてね、ママも同じくらい嬉しいんですよ。
子どもと関われたという実感を持つことができるから。
一緒にいれる時間は短いけど、
私はちゃんと子どもと関われてるっていう
自信に繋がるんです。
=============
このお話を聞いた時、私、泣きました。
涙がポロポロ止まりませんでした。
上の息子は、当時私が専業主婦だったこともあって
丸3年間ずっと一緒にいました。
でも下の娘は、生後8か月ごろに保育園に入れて
9時から18時まで離れ離れ。
娘とは朝と夜の数時間しか一緒に過ごせていません。
だから娘に対して罪悪感がすごくありました。
じっくり向き合う時間が取れなくてごめんね…って
ずっと思っていました。
だから内藤さんのお話を聞いた時に、
布おむつには子どもの心はもちろんのこと、
ママの心をも満たすパワーがあるのか!
と衝撃を受けたのです。そして号泣…。
内藤さんは言います。
一日1回でいいから、
どんなに短い時間でもいいから
布おむつを使うといいですよ。
それだけでママの気持ちが
明るく・軽くなります。
うん、本当にそう!!!!
今布おむつを使ってみて本当にそれを感じています。
保育園から帰ってきたら布おむつにチェンジ。
お風呂に入るまでの2~3時間だけ布おむつタイム。
その間、私は娘のおむつが気になります。
だから声をかけます。
「おしっこ出た~?」
「うんち出る~?」
しつこくない程度に声をかけます。
確かに「娘と関われている実感」があります。
それが私を支えてくれているのです。
内藤さんが言っていた意味を今強く実感しています。
娘が布おむつを始めたのは1歳5ヵ月ごろ。
遅いスタートでした。
でも布おむつ生活を始めて、
明らかに私は娘の表情や行動を
それまでよりずっと気にかけるようになりました。
「義務感」じゃなくて、
「そうしたい」という
気持ちが生まれたのです。
それまでは、出そうな時の表情を
読み取る心の余裕もなかったのですが
布おむつにしたことで、自然と自分の意識が
娘に向いているので娘の様子の変化に
ちゃんと気づいてあげることが
できるようになりました。
保育園から帰って来て時間がない中、
娘のおむつのことまで気にしている余裕がないかな、
なんて思っていましたが、あら不思議。
ご飯を作りながらでも、家事をしながらでも
きちんと心は子どもたちに向いている…
忙しい時間で気持ちばかりが焦ってしまう中
布おむつがそれを和らげてくれているような
不思議な感覚です^^
◆トイレで成功する回数が明らかに増えた
そして娘にも変化が。
紙おむつのときよりも、トイレに行きたいという
アピールが明らかに増えました。
うんちはほぼ100%トイレでします。
保育園にも布おむつを持って行っているのですが
娘が1歳7か月過ぎたころから、
持ち帰る布おむつの量が激減しました。
平均1枚です。
しかも濡れていないこともあるっていうね。
お昼寝のときは紙おむつにしてもらっていますが、
それ以外は布おむつ。
なのに持ち帰るのがたった1枚。
つまりちゃんとトイレで排泄しているってことです。
もちろん、保育園なので先生が定期的に声をかけて
トイレに連れて行ってくれている
というのもあるでしょうが、
でもこの変化には私もビックリです。
◆もっともっと布おむつを広めたい
最初にコーベベビーさんにお伺いをして
内藤さんと髙橋さんとお話をしたあと、
私はすぐに布おむつライフをスタートさせました。
それまでなかなかスタートできなかったのに
今回ついに一歩踏み出せたのは、
ホンモノを見て、触ることができたから
そして
布おむつを使って子育てをしてきた
内藤さんの体験談と、熱い想いを直接聞いたから
この2点が一番大きかったからだと思います。
それがなかったら私のことだから
いつまでたっても
スタートできていなかったと思います。
だから私みたいに
「興味はあるんだけど」
「いいって聞くけどイマイチよく分からない」
「どうやって始めたらいいの~?」
と思っているママの背中を押すことができたら
いいなと思います。
そのためには、
やっぱり布おむつ経験者の言葉を発信していくこと
そして
実物を見たり触ったりするリアルの場を持つこと
じゃないかなって思いました。
スマイルママでも、
布おむつをもっとたくさんのママに
知ってもらうためにイベントを開催
していきたいと思っています!
コーベベビーの内藤さん、髙橋さんの熱い想い
そして私の体験談も交えて
布おむつのよさを発信していきたいです!!!
◆コーベベビー内藤さん&髙橋さんへのインタビュー
リアルイベントの開催はおそらく関西が
メインになってしまうと思うのですが、
動画ならば日本全国どこにいたって
見ることができる!
というわけで!!!
私の大好きな内藤さん&髙橋さんの
インタビュー動画をぜひご覧ください^^
私が号泣した日とは別日に(笑)
改めて収録させていただきました。
この時にすでに私は
布おむつ生活をスタートしております^^
インタビュアーは私・釜ちゃんと、
スマイルママラジオで一緒にDJをしてくれている
相方の直美さんです。
インタビュー内容
・内藤さんと髙橋さんのお仕事内容の紹介
・布おむつの種類
・布おむつの折り方、あて方
・内藤さんの布おむつ育児体験談
・布おむつをレンタルするメリット
・紙おむつ、布おむつ、レンタル布おむつという選択肢の提案
・内藤さん、高橋さんからのメッセージ
・お二人の「スマイル」のもとは?
・ワーキングママだからこそ「布おむつ」
さて、次回はvol.2です!
布おむつに興味がわいてきた方、
レンタル布おむつについてもっと知りたい方
ぜひご覧ください!
次回はコーベベビー荒巻社長に
お話をお伺いしました!
布おむつにかける想いだけでなく、
私の強い希望により
番外編として社長の子育て記を掲載しています。
ぜひご覧ください!!!
==================
◆vol.2 目次 8月29日公開予定!
コーベベビー株式会社 荒巻道洋社長
・コーベベビー株式会社とは
・布おむつをレンタル?
・コーベベビーのレンタル布おむつ
・赤ちゃんの「学ぶ」チャンスを奪わない
・頑張ってるんだからラクにいきましょ!
・番外編:荒巻社長の子育て記
==================
レンタル布おむつ
コーベベビー株式会社
神戸市東灘区住吉宮町2丁目19番21号
TEL:078-854-3011(代)
HP:https://www.kobe-baby.co.jp/
コーベベビーの
『レンタル布おむつサービス』が
ついに東京進出します!!!
現在ブランド名称募集中!