1歳の誕生日|まっきーの日記vol.3
先日、息子が1歳の誕生日を迎えました。
私にとって、あっという間の1年でした。
誕生日って、毎年やってくるものですが
『1歳の誕生日』って特別な気がするんです。
産まれてすぐに、はじめて泣いて。
首がすわって、寝返りして、ずりバイ、ハイハイにつかまり立ち。
よく笑い、簡単な言葉を発するようになる。
今でこそ日記に書ききれませんが、出来ることが毎日増えていっています。
人の人生の中でも心身ともにめまぐるしい成長を遂げる一年です。
出産前のことも思い出します。
妊娠が分かって、喜んだあの日。
つわりに苦しみ、どんどん大きくなるお腹を抱えて「ひーひー」言いながら
自宅までの坂道をのぼった毎日。
産まれてくる息子のことを想いながら、出産準備をしていた幸せな時間。
そのどれもが、ついこの間のことのように感じます。
それに加えて、主人も私も父と母になって1年が経ちました。
何もかもがはじめてで分からないことだらけの1年前から
ちょっとずつ、親も子どもと一緒に成長しています。
今では少しの余裕さえ出るようになりました。
子育てに関して不安ばかりだったのが、
「なんとかなるさ」とドーンと構えることが出来るように。
そんな貴重な1年を振り返るべく、両親を自宅に呼んでお誕生日会を開きました。
準備こそ大変でしたが、なかなか両家が揃う機会もないのでとても喜んでもらえました。
節目でみんなが集まるのもいいなって思います。
この1年、楽しいことばかりではなく辛いこと悲しいこともたくさんありました。
時には、子どもの前で泣きたくなったり、育児放棄したくなったり…。
それでも主人や家族、友人に支えられて1年を迎えることができました。
特に、毎日が「楽しい」と思えるのは、主人の支えや助けがあってこそ。
本当に感謝の言葉しかありません。
そして、1年前に産まれてきてくれた息子へ
「ありがとう」
息子の誕生によって、私の人生も私たち夫婦の生活もガラリと変わりました。
息子中心の生活も、楽しめるようになりました。
辛いことがあっても、「この子を守るんだ」と思うと
本当に何でも出来るような気がします。
具体的な例でいうと、陣痛・出産を経験したからか、少しくらいのことでは怖がらなくなりました。
先日、親不知を抜いたのですが、実は抜くのが怖くて3年ほど放置していたんです。
授乳期間も終わったので、ある日ふらっと歯医者へ出向き
息子を抱っこしたまま麻酔をして、一気に抜いてもらいました。
あっという間に終わってしまい、「なぜ今まで放置していたんだろう」という気分。
これでひとつ、気がかりなことが無くなりました。
息子ももう1歳。
お友達とおもちゃの取り合いをしたり、滑り台を滑ったりと遊び方も変わってきました。
こちらの言うことも理解しはじめ、最近では「うん」と返事もするように。
毎日の成長も嬉しいですが、もうすぐ歩き出すんだと思うと
息子が急に大人に近づいたように感じて妙に寂しくなります。
息子のことを一番近くで見守ることが出来るのも、母親の特権。
その特権を生かして、大事に育てていきたいです。
「これからの1年も、よろしくね」