リレーコラム vol.1 『お気に入りの絵本と出産トラウマ』

2014.11.28

◆サポートチームメンバーによる『子育てリレーコラム』

毎週金曜日に更新している、全国のメンバーをリレー形式でつなぐ子育てコラムです^^全国のママたちはどんな子育てをしているのか、一緒にのぞいてみませんか?コラムを書きたいママ募集中!ぜひスマイルママサポートチームメンバーになってくださいね!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 

こんにちは!スマイルママ代表の釜ちゃんです^^全国の(もしかしかしたらいつかは世界中の)ママをつなぐ子育てリレーコラムがいよいよスタートします!

 

ブログやFacebookなどを使って個人で想いを発信しているママは多いかと思いますが、こうやってひとつのサイト上で日本中のママがリレー形式で何かをするってきっと珍しいはず^^このコラムを通じて、他のママがどんな子育てをしているか、どんな想いで毎日過ごしているかを覗いてみてください。みなさんの子育てのヒントが見つかったり、共感したり、いろんな発見があると思います。

 

この「子育てリレーコラム」を担当してくれるのは、スマイルママのサポートチームメンバー!Facebook上にあるスマイルママのサポートチームグループには、全国各地から150名を超えるママ・パパが集まってくれています。

 

その中から、「ぜひ書きたい!」と立候補してくれたママ・パパに、ご自身の子育てにまつわるコラムを書いてもらい、次の人にお題を渡していくという「リレーコラム」です。なんだかワクワクする企画でしょ?興味のある方はぜひまずはメンバーになってみてくださいね!

 

というわけで、記念すべき一発目は私から!

(出たがりな代表ですみません(^-^;)

 

スマイルママの代表をしている釜ちゃんです。石川県出身で大阪在住。2009年7月生まれの息子と2013年8月生まれの娘、そして夫と私の4人家族です。いずれはもう一人子供がほしいと思っていますがどうなることやら^^

 

さて、今回のリレーコラムで私が選んだテーマは…『お気に入りの絵本』です!!!
みなさん、絵本って何冊くらいおうちにありますか?私自身、絵本いっぱいの家で育ち、両親に読み聞かせをたくさんしてもらってきました。大きくなってからも家にある本をたくさん読んできました。もちろん図書館から借りることもありますが、それよりも家にある本を繰り返し読んでいた記憶があります。自分の子たちにも絵本や本に囲まれて大きくなってほしいなという想いがあります。

 

絵本や本が大好きだったからか、私は大人になっても本を読むことが好きですし、文章を書くのも大好きです。それが小さいころの影響かははっきり分かりませんが、学生のころからスピーチコンテストや弁論大会などにはよく出ていました。自分の想いを文章にして発信することが、昔から好きだったんです。ただ単に目立ちたがり屋というのもあるかもしれませんが…あはは(^-^;

 

さて我が家の絵本事情ですが…。5歳の息子はひらがなもカタカナも読めるようになりました。教えたわけじゃなく、自然に読めて書けるようになりました。不思議!!!子供の吸収力ってすごいですね。なので息子は今は一人で本を読んでいます。そして時々娘にも読み聞かせをしてくれています。でも私が本を読んであげるとすごく嬉しそうにするので、自分で読めるようになっても読み聞かせは続けてあげたいなと思います。自分も母にお話を読んでもらうのがめちゃくちゃ嬉しかったから!!!今でもその時の風景は脳裏に焼き付いています。

 

絵本に対する思い入れはすっごく強いので、また改めて自分のブログでも書こうと思いますが、今回はうちの絵本を何冊か紹介します。

 

娘が今1歳3か月で、特に好きな絵本は『どんどこももんちゃん』、『がたんごとん』、『おつきさまこんばんは』。あとは最近『だるまさん』シリーズが加わりました!

new_10716225_344699692376289_1701332735_n

 

そして私が小さいころに読んでいた絵本を実家から何冊か持ってきているのですが、その中では『にんじん』、『もじゃもじゃ』も娘のお気に入りです。
new_10807888_344699689042956_1310571484_n

 

そして今日は私のお気に入り絵本を紹介します!息子を出産した後に出会った、長谷川義史さんの『おへそのあな』。

おへそのあな

 

これは本当にグッときます。特に一番最後のページ…毎回泣きそうになります。お母さんのおへそのあなから外の様子を見ている赤ちゃん。お母さんやお父さん、お兄ちゃんやお姉ちゃんの声や様子をずっと見聞きしています。赤ちゃんに対するみんなの想い、会うのを心待ちにしている家族の声をずーっと聞いていた赤ちゃんが、本の最後にみんなに聞こえないように言います。「あしたうまれていくからね」。

 

この言葉に、毎回涙が出てきます。なんでこの言葉にグッとくるんだろう。なんでかな、なんでかなってずっと思っていたのですが、ようやくわかりました。私、息子も娘も促進剤を点滴して出産してるんです。どちらも予定日を超えてしまっていたので病院からの指示でそうなりました。本当なら、二人とも「自分で選んだ日」に生まれてくるはずだったんだろうなってずっとひっかかっていたんです。この絵本みたいに、子供たちはきっと生まれる日を決めていたんじゃないかって。なのに促進剤で強引に出してしまったことが、ずーーーーっと心の中でひっかかっていたんです。だからこの絵本の最後のページを読むと泣けてくるんです。

 

これが「お産トラウマ」なんですよねきっと。息子の時は促進剤を使って大パニックの中、取り乱しての出産。娘の時こそは平和に穏やかな気持ちで臨みたかったのに、結局促進剤で同じくパニック&発狂の中での出産。どちらも自分が思い描いていた出産とは程遠く、何時間も放置されて精神的に参った中でのお産。恐怖心や不安や孤独な気持ちばかりが今も残っています。こんなはずじゃなかったのに…。

 

もっと生まれてくる赤ちゃんの想いに寄り添ったお産がしたかった…今でもそう思っています。なのでこの絵本は自分にとってすごーくずっしりとくる本です。だからもし次に出産することができたら、次こそはこの絵本の赤ちゃんの「あしたうまれていくからね」の声を待てるようなお産がしたい。赤ちゃんが出てきたいタイミングで出してあげられるようなお産にしたい。もしそれがかなわなくても、「いいお産だった」と言えるものにしたい。そう思っています^^

 

人それぞれドラマがあるんだろうなぁ。
みなさんの出産は、自分が思い描いていたものでしたか?

 

私が次にリレーするのは、スマイルママスタッフのまぁちゃんです。まぁちゃんは、第1回目の0歳児からの音楽会に参加してくれたママさん。その後「どうしても釜ちゃんに会いたい!」とわざわざメッセージを送ってくれ、会うことになりました。私の活動に共感し、一緒に何かしたい!と想いを熱く語ってくれたまぁちゃん。そこからずっと私のサポート&応援をしてくれている大切な仲間です。

 

というわけで、まぁちゃんに質問。

まぁちゃんの「お産」はどんなだったかな?思い描いていたものだった?次はどんなお産にしたい?

▶リレーコラムvol.2『お産について』by まぁちゃんはこちら

 

ちなみに…

ある人から言われました。私が促進剤を使って出産した「その日」こそが、息子と娘が選んだ日なんだよ…って。それを聞いてまた泣きそうになりました。「そっか、そうなのか。」と、気持ちがすーっと楽になったのを覚えています。

 

だから促進剤を使っての出産も、帝王切開での出産も、どんな状況の出産でも、生まれた日がその赤ちゃんが選んだ「あしたうまれていくからね」の「あした」だったんですよね。。。

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

スマイルママサポートチームによる

「子育てリレーコラム」に参加してみませんか?

興味のある方はぜひメンバーになってくださいね!

◆スマイルママのサポートチーム

https://www.facebook.com/groups/smilemama.supporters/

 

『 Pick Up』の最新記事

Back Number