一人の立派な人間|子育てリレーコラムvol.49

2015.11.13

皆さんこんにちは!
大阪吹田在住のレイチェルと申します(*^^*)こんなあだ名ですが、バリバリの東洋人です(笑)
最近3歳になったばかりの息子と来年1月で2歳の娘の年子ママです♪
 
写真1
 
拙い文章になりますが、どうぞお付き合いくださいませ。
 
 
さて、前回Rinaさんからの質問「子育てをする上で大切にしていることは?」ですが私が最も大切にしていることは『一個人として尊重すること』です。
 
私は、子どもたちがお腹にいた時からこちらが話している事を100%理解していると信じています。なので必ず「なぜ」を説明しますし、主張する意見には「どうして」を確認します。「この子にはまだわからない」は我が家では禁句です。
 
それは先に書いたようにお腹の中にいる時から信じていましたが、出産と断乳の時に確信へと変わりました。
 
立ち合い出産が希望だった主人。
上の子はパパが『明日明後日とパパいるから、生まれておいでよ』と話しかけたらそのまま陣痛に。下の子は『パパがいる時に生まれてきてね』と話しかけたらパパが徹夜残業から帰ってきてから陣痛。
どちらもパパの仕事に気遣ってか土日や連休に生まれてくれたので会社を休む必要もありませんでした。
 
また断乳の時。
上の子は一日中でもおっぱいを飲むし、お風呂場でも目の前にあればとりあえずかぶりついてくるほどおっぱい大好き。
 
写真2
 
でも我が家は年子だったので下の子の出産もあり断乳することを決めました。
うちの病院では妊娠中、上の子授乳はOKだったのですが産後新しく生まれた赤ちゃんと上の子2人とも授乳するのもなぁ…と考え、断乳の決意に至りました。
断乳日を9月1日と決め、8月1日に息子に「9月1日でおっぱいをやめます。だから後31日です」と宣言・また理由を伝えました。
それから毎日「9月1日でおっぱいをやめます。後〇日」とカウントダウンを一緒にしその度に理由と『ありがとう』を伝えました。
 
そうして、とうとう9月1日。
前日まで添い乳で寝て一日中おっぱいを飲んでいたのに朝、「おはよう。今日が9月1日。今日からおっぱいバイバイだね」と話したら、こくんとうなずいて一切欲しがらなくなりました。
 
正直私もびっくり。あれだけおっぱい大好きだし周りから男の子の断乳は大変と聞いていたのでまさかこんなにスムーズかとは思わなかったのです。
10月生まれの息子は8月当時10か月弱9月1日時点で11か月弱でしたがしっかりと理解し、納得してくれたようです。
 
 
この話をすると『言い聞かせれば聞いてくれる』ように感じる方が多いかと思うのですがそうではありません。子どもたちも『一個人』。意思も意見もあるのです。
それを強く感じたのは下の娘の断乳の時です。
 
写真3
 
下の子も上の子同様寝る時は添い乳でした。とっても繊細なタイプでおっぱいが口から少しでも離れれば大泣き。一晩中おっぱいを吸われるのは、私にとって体力的にも精神的にもしんどかったのでお互いの関係の為に断乳を提案しました。
 
その時で1歳なったばかり。同じように、今度は1か月半前からカウントダウンを始めました。理由については素直に私の気持ちを伝えました。
そして断乳当日の朝。朝起きた瞬間から大泣きの娘。ご飯を食べる時以外は大暴れです。本当に起きた瞬間からだったので体調が悪いのかな、とかどこか痛いのかな、と何を話しても首を振って泣き続けるだけ。
 
もしかして…と思って「おっぱい、やめたくないの?」と聞くとぴたりと泣き止んで深くうなずきました。それから色々話しましたがやはり辞めたくないとのこと。
要するに私の提案は却下。交渉は決裂しました。
 
ところがそれからあまり日がたたないうちに外食のランチが原因で私のみ食中毒にかかってしまいました。
一日中動けず、しまいには夜間の救急に連れて行ってもらいました。お医者さんは「断乳しない限り、お薬も治療も何もできないから家族で話し合ってください」とのこと。
 
すごくすごく悩みましたが脱水症状もきつくふらふらだった私。
娘に「点滴をしてもらう今日だけでなく、薬をとってから1週間ぐらいは身体に薬が残っているかも知れないから今日、今からおっぱいをあげれない。本当にごめんね。でも、ママホンマにしんどいからお願いやからお薬とらせて。○○ちゃんにも我慢させてしまうことになるんやけどその分いっぱいぎゅってしてあげるからね。」と説明。
その後私は3時間点滴。夜も遅かったので、子どもたちは主人に連れられて先に帰宅してもらいました。
 
主人に話を聞くとお布団に自分で行って泣くこともなくすっと寝てくれたそうです。その後一切おっぱいを欲しがることはなくなりそのまま断乳となりました。
 
 
子どもたちにすべて理由を話し、お願いしてもそれを聞く聞かないは子どもたちの意思。その事を常に意識し子どもたちと接するようにしています。ケンカをしても「なぜ」をまず聞いたうえで気持ちを受け止め「それでも叩くのは違うね。やめてと言うようにしよう」と話しています。
また息子が「スカートを履きたい」といえばスカートを履かせて登園させます。
 
お腹に命が宿った時から子どもたちは『一個人』つまり『一人の立派な人間』なのです。
だからこそ、どれだけ小さくても例え赤ちゃんであっても考えや気持ちを聞きその上で必要であれば年長者としてアドバイスをします。
 
そして親である私たちだって間違えます。
人間だもの。心がけてはいるものの感情的になって話を聞かずに叱ってしまう事もあります。
そんな時は落ち着いてからでもなんなら夜寝る前でも子どもたちに頭を下げて「さっきの○○はママが間違っていました。あなたたちが正しかったね。本当にごめんなさい」と頭を下げます。
 
そして子どもたちのいるところでは絶対にパパの悪口を言わない。
それが私が子育てにおいて最も大切にしていることです。
 
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もし読んでくださった皆様の心の中に少しでも引っかかるものがあればぜひ今日、試してみてください。
まだ話せないお子さんでしたら想像力を働かせて「今ママがテレビみてたから寂しかったのかな?」や「少し暗くて怖かった?」など一文ずつ話しかけて反応を見てみてください。
赤ちゃんだったらぴたりと泣き止んでこちらをみてきたり泣き声が小さくなったり。その子によっては泣き声が大きくなるかも。ぜひお子さんの「YES」の表現を探ってください。
 
もしすぐにわからなくてもうちの子には無理かな。なんて思わないで。ぜひ続けてみて下さい。そうすると、どうしてこんなことするの?なんでなくの?なんで聞いてくれないの?がぐっと減って育児が少しでも楽になるかも知れません。
 
 
さて本題…と思ったのですが、バトンのアンサーだけでこのボリューム(笑)また別の機会にお話させて頂けたらと思います(*^^*)私自身、育児はまだまだわからないことだらけ。ですが、どうかこの話が少しでも皆さんの笑顔のヒントに繋がれば嬉しく思います。
 
 
それではバトンを次の方へお渡ししますね(^^)/「あなたの夢は何ですか?」
というのも私は「子連れで歌う夫婦ユニット daydreamer」として主人である相方と共に『パパでもママでも頑張り続ければ夢は叶う!』を体現する為にそして私たちの歌が夢を追う人たちの支えになればと子連れで活動しております。
http://ameblo.jp/daydreamer1229/
ですので、ぜひ子どもは関係なく、ご自身の夢について教えてください♪それでは皆様、いつかどこかでまた♡
 
 
 
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