歯のホワイトニング|子どもの育つ力を伸ばす口腔育成vol.15

カテゴリー: 未分類
2015.11.05

今日は,特に女性の関心が高い、歯のホワイトニングについてお話していこうと思います。

歯の色は、個人差や年齢によって微妙に違なり、一般的には年を重ねると黄色がかった暗い白に変化していきます。
これは日々の生活で、歯に色がしみ込むことと、歯の表面構造が変化することで光の屈折率が変る事により起こります。
白い歯は表情を明るく見せる効果もあるようで若い方や、女性は白い歯を求める方が多くいます。

歯面に付着した汚れは歯ブラシで取るのが難しいものがあり、そのような場合は、歯医者に行ってきれいにすることができます。その後特殊な薬剤を使用してホワイトニングを行ないます。

ホワイトニングは大きく分けるとオフィスホワイトニングとホームホワイトニングと呼ばれる2種類に分かれており、その特徴を説明します。

◇オフィスホワイトニング
歯科医院のみで行う事ができ、歯の表面に薬剤を塗り光を当てながら歯を白くします。
強めの薬剤と光による効果で一気に歯を白くすることが出来ます。

◇ホームホワイトニング
比較的薄い薬剤をマウスピース等の中に入れて行う方法で、家で行う事が出来るのがメリットです。
効果としては回数を重ね徐々に明るくしていくイメージです。
希望の色になった後のメンテナンスに使われたりします。

このようにタイプの違う方法ではありますが、2つをうまく組み合わせると効果的に歯を手に入れる事が出来ます。

ホワイトニングには、注意して頂きたい点がいくつかあります。
まず1つ目は白くなった歯はずっとその色ではないということです。
時間がたつと徐々に色は変化していくので希望の色を維持するには定期的に行う必要があります。

2つ目は人工物の色は変わらない事です。
被せ物やプラスチックを詰めた場所は色が変わらないためホワイトニングを行う事でコントラストが強くなり、かえって目立ってしま場合があります。
その場合は新しくやりかえるか、はじめから希望のに合わせて被せ物を作る必要があります。

歯の色は個性であり、どの色が良いというものではありませんが、自分らしい色を探してみるのも良いかもしれませんね。

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歯科医  小野 大地

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