子育ての喜怒哀楽|子育てリレーコラム vol.19
こんにちは。
スマイルパパの上野公嗣(こうじ)36歳です。
和歌山市出身、大阪市に住む妻と7歳の息子と4歳の娘の4人家族です。
働くママを応援する為に3年前に
SSM(SuperStrongMother)という会社を起業し、
現在大阪市内で7つ認可園と2つの認可外園を運営しています。
いたにんさんから受け取ったバトンは、
「最近の喜怒哀楽について教えてください」です。
【喜】
2ヵ月前に息子が骨折し、やっとギブスがとれました。
昨年は、おもちゃのスキーを付けて山頂から転がり落ちながら
楽しそうに滑っていたので、
今年は本物のスキー板を履かせて遊ばせようと浅はかに考えたのですが、
スピードが出すぎて開始5分後には骨折してしまいました。
レスキューが来るまで30分位かかり、
その間泣き叫ぶ息子を抱え、後悔の念で一杯でした。
普段から息子には、多少の怪我をしても「腕白で逞しく」
と思って育てているのですが、今回は度が過ぎました。
怪我の功名では無いですが、車いすで小学校に通った2か月間、
息子のクラスでは、息子の生活を助ける係りが決められたらしく、
みんなに助けてもらっている中で、
今まであまり仲良く無かった友達とも仲良くなれたそうです。
先日出かける時に、息子から「自転車で行く」と言い出しました。
やっと乗れたくらいで骨折をしたので、
ブランクもあり乗れるのか心配しましたが、
公園で30分も練習しない内に乗れるようになり、
一緒にサイクリングに行けました。
子どもの、回復力、成長力、生命力、色んな事を感じ【喜】でした。
【怒】
保育園を開園する為に物件を探していると、
断られる事が多々あります。
「泣き声が・・・」「足音が・・・」が理由です。
もちろん防音設備にしますが、無音にはできません。
「マタハラ」と言う言葉があります。
妊娠中に勤務していた女性の4人に1人が
経験している事がわかっています。
みんなお母さんから産まれてきて、みんな子どもでした。
どんな事情があろうと、新しい命の誕生に対し、
もっと寛容な社会であって欲しいと思います。
日本を子どもが生き生き育てる社会、
ママが生き生き活躍できる社会にする為に頑張ります!!
【哀】
「ピピちゃん」という文鳥を飼っていました。
ピピちゃんは、産まれた時から足が悪かったので、
ペットショップが里親を探していて、
たまたま息子と娘の目に留まり、上野家の家族になりました。
二人はとても大切に育てて、
毎日鳥かごから出して手に乗せて遊んでいました。
ある時、私も妻も目を離している間に、
いつものようにピピちゃんを籠から出して遊んでいた2人は、
ピピちゃんの事を忘れ走り回り、自分たちで踏んでしまいました。
5分と立たない内にピピちゃんは妻の手の中で息を引き取りました。
みんなの号泣の中で過ごした一夜は明け、
翌日庭にお墓を作りました。
それから1ヶ月息子は学校から帰ってくると
毎日お墓の前に座っていました。
今わが家には、新しいピピちゃんとピコちゃんとピーちゃんの
3羽の家族が増えましたが、
以前以上に子ども達が大切に育てるようになりました。
ピピちゃんには本当に申し訳ないですが、
子ども達は命の勉強をしました。
【楽】
前職はユニ・チャームという会社で11年間生理用品の開発や、
子ども用のおむつの販売をしていました。
年々忙しく休日に出勤する事も多くなり、
独立した時には、もっと家族と過ごす時間を増やすんだ!!
と意気込んでいたのですが、
現実は以前より遥かにハードワークになっております。
仕事の楽しさの大半が達成感なのに対して、
家庭の楽しさは、それとは違う温かい物です。
どちらが大切かは、各々の価値観やライフステージにもよると思いますが、
従業員全員がどちらも大切にできる会社にしていきたいと思います。
次回裕子さんに送るお題は、「こどもに何を習わせたい?」です。
今息子はスイミングと公文の英語教室、
娘も息子と同じ公文の英語教室に通っています。
来月から、ぬくもりのおうちママサポート保育に
ベネッセの英語教室を取り入れます。
こどもたちの貴重な時間に何を学ばせ、
どんな大人になってほしいか、
スマイルママ達の考えている事を聞かせてください。