2人の子どもとフィリピン・セブ島に親子留学してみた【準備編1】|釜ちゃんが行く!vol.5
こんにちは。スマイルママ代表・釜ちゃんです。
久しぶりの「釜ちゃんが行く!」コーナー。今回はなんと「セブへの親子留学」を特集します。
え?なにそれ?という人もきっといるでしょう。笑
まずは親子留学の説明と、なぜ私が親子留学に挑戦しようと思ったのかについて書きたいと思います。
親子留学とはなんぞや?!
その名の通り、親子で一緒に海外留学するというプログラム。
私の周りにも、2歳や3歳の子どもと一緒に1ヶ月間くらいの長期でハワイなどの英語圏の国に親子留学する人がいました。
でも、金額も高いし、きっとセレブな人しかできないことなんだろうなぁと他人事のような感じでした。自分には無理だろうなぁって。
でも時が流れ、スマイルママの活動を始めてしばらく経つと、あれあれ?気づけば周りに「親子留学行ってきました!」という人がどんどん増えてきているではありませんか。
しかもハワイなどではなく、マレーシアやフィリピンなどの東南アジア。
英語圏といえばアメリカ(ハワイ)・カナダ・オーストラリアばかりを連想していましたが、今は東南アジアの国に語学留学をするのが普通になってきているんですって。
なぜなら留学費用がめちゃくちゃ押さえられるから。そしてお国柄もあるのか、そこに住む人たちも陽気で温かくて親切なんだとか。
「親子留学かぁ。なんかどんどん身近なものになっていくなぁ。いいなぁ。」と思っていたところに、スマイルママで「ワーキングママを楽しもう!」コラムを書いてくれていたワーキングマザーのまゆちゃんが、親子留学を取り扱うエージェントに転職。
そして自身もフィリピンのセブ島に親子留学をしちゃったのです。
これは衝撃的でした。
彼女が更新するFacebookの投稿を見ていて、私の気持ちがどんどん動いていきました。
「これは我が家も親子留学するしかない!」と。
一番身近な人が挑戦しているのを見たことが、私が親子留学を決断する最大の決め手になったのでした。
私の海外留学経験と、子どもに対する「世界に羽ばたいてほしい」という想い。
私自身、中学生の頃から留学願望があり、それが叶う高校に進学してカナダに1年間交換留学をした経験があります。
ホームステイしていたおうち。1回もホームシックにならなかったくらいとても温かいファミリーでした。
バンクーバーでの1年間の留学ではいろんなことが新鮮で、友達もいっぱいできたし、何よりも石川県の田舎の町で育った私にとって、世界ってこんなに広いんだ!ということを実感できた衝撃的な1年となりました。
地下鉄に乗るのも初めてだったので、地下から地上への長い長いエスカレータにめちゃくちゃ驚いたことを今でも覚えています。
(私が東京や大阪で育っていたらもっと衝撃は小さかったのかもしれませんが…。笑)
2回目の留学は日本の大学を中退して行ったカナダのKelowna市。
19歳の私。若い!笑
山や湖がある自然豊かな町でした。
ホースバックライディング。楽しかったなぁ。
帰国直前には、アラスカまでオーロラを見に行ってきました。
緑のオーロラが空いっぱいに広がっていく様子を見て、「あぁ地球って、世界ってなんてでかいんだろう!私が生きている世界なんてちっぽけなんだなぁ!」と感激したのを覚えています。犬ゾリにも乗りました。
帰国後は韓国でのボランティアプロジェクトに参加し、約1週間山奥に泊まり込んで世界中から集まった1400人のボランティアと一緒に家を建てる経験をしました。
↑当時の私はアフロヘアみたいな髪型で、だいぶぶっ飛んでいました。笑 後ろの白いシートを貼り付けたのは私と友達!
大阪から下関まで青春18きっぷで移動し、フェリーで釜山へ。長い長い旅でしたが、友達と一緒だったし若かったしとにかく楽しかった!
もちろんこのボランティアプロジェクトでもたくさんの友達ができました。
海外での経験と学び
と、私の海外経験はざっくりとこんな感じなのですが、毎回たくさんの出会いがあり、そしていろんな経験をしてきました。
びっくりするような事件もいくつかあり、本気でやばい!と思ったこともありましたが、その時その時でなんとか乗り越えてきました。
2回目の留学でホストファミリーに軟禁されたり、食中毒で救急車を呼んだり、マクドナルドでカバンを盗まれて私のクレジットカードで車を買われてしまったり…。本当にいろんなことがありました。
いろんなことを乗り越えるたびにどんどん強くなっていった気がするし、「世界ってこんなに大きいんだ!自分ってなんてちっぽけな存在なんだ!」ということを身を以て経験することができました。
日本から出たからこそわかる日本の良さ、地元の良さ、そして自分の知らないことの多さにびっくりすることもたくさん。
まさにプライスレスな経験を若いうちにたくさんさせてくれた両親に感謝しかありません。
海外に全く興味がない息子をどう振り向かせるか
そうなると必然的に「自分の子どもたちには世界に羽ばたいてほしい!」という気持ちが強くなります。井の中の蛙になって欲しくないと。
でも、我が息子は私ほど留学に興味がありません。というか、全く興味がありません。
「外国に1人で行くなんて絶対やだ!」と。笑 そりゃそうですよね、息子は8歳。まだまだお母さんと一緒に寝たい!と言うくらいですから、家から自分が巣立つことを想像できないんだろうと思います。
いつか留学させたいと思う私と、1人で行くのはやだ!という息子。
どうしたら息子の意識は海外に向くかな…と考えていたところに、まゆちゃんのセブ島への親子留学を知り、「これだー!」と思ったのです。
「留学=子どもが1人で行くもの」と思い込んでいましたが、親子一緒に留学する方法もあるのか!と。しかもこれは子どもが小さい今しかできないこと。
親が子どもと一緒に留学して同じ学び舎で学ぶなんて、なんて素敵なんだろう!親子一緒の挑戦ってなんだかとってもワクワクするしとてつもなく素敵。
息子が1人で留学するのはまだ無理でも、私と一緒なら行きたいって言うかも。そう思って息子に提案しました。
そしたら息子は「行く!」と。よっしゃー!
そうなると4歳の娘も当然一緒に。そりゃ置いて行くわけにはいきませんよね。
こんな風に突然、母子3人での冒険が決定したわけです。
わからないことは先輩に聞け!
初めてのことに挑戦する時には、やっぱり先駆者が身近にいるとかなり安心できますよね。私の場合はまゆちゃん。
彼女の存在なしには今回の挑戦はできなかった!それくらい私にとってキーパーソン。
東京出張の時、超たまたま次の日の午前の時間がぽっかり空いてしまい、これはまゆちゃんに話を聞くチャンス!と前日の夜にアポを取りました。
今思えば、この時たまたま時間が空いたからこそ訪れることができたわけで、もしそれが叶わなければもしかしたら親子留学自体がまだ現実的になっていなかったかもしれません。
だから本当にタイミングって大事だなと思いました。
というわけで、まゆちゃんが働く「留学情報館」へ。「ママ・赤ちゃん留学」マネージャーの近藤さんにもお会いすることができ、このプログラムへの熱い想いをお伺いすることができました。
→近藤さんの想いはこちら
なんと近藤さんはお二人のお子さんと一緒にセブ島に4年間も親子留学をしたことのあるパイオニア!
セブ留学中のことをたくさんお聞きすることができました。すごくパワフルでエネルギッシュにお話しされる近藤さんのお話を聞いて、本当に素晴らしい経験をされたんだなぁ、とビシバシと伝わってきました。
まゆちゃんも近藤さんも、実際に経験した人。やっぱりそういう人から生の声を聞くと自分が親子留学するイメージが湧きやすいし、何よりお二人の熱量に背中を押される感じがしてとても心地よいのです。
そんなこんなでまゆちゃんと近藤さんとの面会のあと、すぐに学校の選定に入りました。はやっ!笑
善は急げ。
何事もタイミングが大事。
グッときたらパッと動く。これが信条です。
そんな感じで私の親子留学が決まったのでした。
(続く)
実は現在セブ島に滞在中。続きはセブ島よりお届けします!