キッチンの収納②|暮らしを整えよう!Let’s Organize!vol.12

2015.10.29

釜ちゃんのオーガナイズ、前回にひき続き、キッチン編です。

全部出して食器の配置を見直した引き戸の食器棚の下は、引き出しになっています。キッチンから後ろにくるりと振り返るとすぐに引き出せる、とても良く使う場所。

こちらには一番上に小鉢やグラス、二段目にはお弁当箱や保存容器、どんぶりなどが入っていました。

少し深くなっている下段は、保冷バッグやエコバッグ、保冷剤などなど・・・深さがあるが故に、モノが溜まりやすくなっています。こういった引き出しは、よく使うものを厳選して配置するのがオススメです。

また、引き出しだと小さいお子様でも使いやすいので、コップや湯のみ、お椀や小鉢など、配膳のお手伝いが出来るようになりますよ♪

そして忘れがちなこと、食器を配置するときは洗い桶や食洗機の中の食器も忘れずに!きっと一番使っているものが入っていますから、先ずはそこから選別し、収納を考えても良いですね。

二段目にはよく使う保存容器を配置しました。保存容器はかさばりますから、蓋と容器に分け、重ねて収納し、使う時にはすぐ使えるようにしました。釜ちゃんはばらばらになっている方が使いやすい、とのことでしたからこの様にしていますが、一つずつ蓋とセットになっている方が良い場合はそれでももちろんOK。自分の使いやすさ、心地よさを基準に考えましょう。

奥にはスケールが置いてありますが、スケールの使用頻度が高い方は、引き出しに配置すると開けたところですぐそのまま計る!なんてことも出来ますよ!

下段は縦の収納で。釜ちゃんのお子さんが通う幼稚園では毎日お弁当ではないので、どうしてもかさばるお弁当箱はここへまとめました。場所は調理台に一番近い右端。振り向いて引き出しを開ければすぐに取れます。ビニール袋やエコバッグなど、毎日出し入れがあるものは、出入りする左側から順番に高さを利用して並べていきました。

たった5〜60cmほどのことですが、行動に合わせて配置すると小さなストレスが減ります。他の居住空間に比べ狭いキッチンだからこそ、無駄のない動きを考えることがとても効果的です。

そして今回の引き出しの「仕切り」は紙袋を内側に折り込んだもの。簡単に作れますし、引き出しの中なら仕切りとして大活躍です。使い勝手が良いかどうかを確かめてから収納用品を買いたい時にも便利です。

その隣、カトラリーなどをいれる浅い引き出しは、細々としたキッチングッズが重なり、釜ちゃんの一番のストレスポイントでした。こちらも腰の位置にある引き出しなので、ついついなんでも入れてしまいがちなのですね。

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浅い引き出しは特にモノを厳選しましょう。開けたらすぐ使え、すぐに戻せることが大切です。細かいものほどしっかり分けた方が使いやすいでしょう。
引き出しをひいても動かない程度に分割すると良いですね。これならお子さんもお手伝いできますね!

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こうして細かいところまでしっかり配置を考えておくことで、使うとき・戻すときの小さなストレスが解消され、スムーズに出し入れることが出来ます。
毎日多くの時間を過ごすキッチン、小さなものも多くて収納が難しいように感じますが、ご自分の利き手や利き脳も考慮して、出来るだけシンプルに使える様にしてみて下さい。お料理の時間がきっと楽で楽しい時間になります!

食材なども同じです、一旦全部出して種類別や使用頻度に分けましょう。入れ替わりが多いので、余裕を持たせておくと安心ですね。

年末までの数ヶ月、大掃除の前に慌てなくて良いように今日からキッチンの使い勝手、もう一度確認してみて下さい!!

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ライフオーガナイザー
田中佐江子(さえたん)
ブログ:「3匹の子ブタ in the HOUSE」
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