妊娠後の味覚のおもしろい変化|新米パパの子育て奮闘記inベトナムvol.3

2015.03.16

みなさん、こんにちは。

ベトナムのハノイから【新米パパの子育て奮闘記inベトナム】を担当する浅野です。

 

3回目の今日は、妊娠が分かってから僕が経験した、

「ベトナム人の妻の妊娠発覚後の味覚の変化」

について、書きたいと思います。

 

ベトナムで始まった妻との生活ですが

毎日の食事は、ベトナム料理よりも日本食や

イタリアンを食べることが圧倒的に多くなりました。

 

その理由は、僕自身がベトナム料理よりも

日本食の方が好きだからです。

妻には慣れない食事でしたが、

僕の意見を快く受け入れてくれ、

食事の内容は日本人向きのものを用意してくれていました。

 

イタリアンを食べに行き、満腹で満足げな妻

イタリアンを食べに行き、満腹で満足げな妻

 

数ある日本食の中でも、妻が一番好きなのは、炙りしめ鯖です。

僕たちが良く行くレストランで注文したところ、

初めて食べた一切れからそれはまぁ感動し、

それ以降定期的に食べに行くようになったほどです。

 

人の味覚が数年間で変化するとは

思っていなかったのですが、変わるものだな〜と

妻を見て感じました。

今では僕が好きなものはほとんど何でも

好んで食べるようになりました。

例外としては、納豆くらいかな・・・?

 

第一子を妊娠後、妻は「ベトナム料理でなく

日本食が食べたい!」と頻繁に言うようになりました。

その理由は、「赤ちゃんが食べたいと言ってる!」というのです。

従って僕の時間が許す限り、

妻の食べたいものを食べる3ヶ月間が続きました。

 

焼き肉だったり、焼き魚だったり、パスタだったり、

ピザだったり、野菜だったり・・・。

母から、妊娠中は食べたい物を食べて栄養を

付けるのが第一、とアドバイスをもらい、

それに倣う日々でした。

 

妻が妊娠してからは、楽しいことも増えました。

「今日は焼き肉をたくさん食べたから、

赤ちゃんは嬉しくてぐっすり寝てるわ〜。

私ももう寝ます〜。」と、

妻が幸せそうに眠るようになったのです。

 

一方、僕が多忙でベトナム料理が続く時は、

「赤ちゃんが暴れてる!日本食の〇〇を食べたい!」

と言い出す始末・・・。

そして時間を作って日本食を食べに行くと、

「今日はお腹の赤ちゃんは嬉しそうだよ〜。」

と言って熟睡します。おもしろいですよね。

 

国際結婚をしたみなさんはどうだったのでしょう。

異国の者同士で結婚して、赤ちゃんは両親両方の

DNAを受け継いでいるはずなのですが、

日本食の方が好きなのかな?

妻曰く僕のDNAが強いといいますが…

分かりません!

 

ともあれ、母体が健康でないと良くないことは

素人の僕でも理解していました。

出来るだけ喧嘩をせずに、笑顔が多い生活を

心がけてきた、妊娠発覚からの数ヶ月間でした。

 

ということで、今回は「妊娠後の味覚の変化」ついてでした。

 

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浅野 彰

札幌出身、27歳でベトナムに渡り移住。

ハノイ・ホーチミンの2都市でベトナム人の

日本語学習者向けに日本語の試験を実施。

またハノイ大学と提携して、

日本語学習者で優秀な学生を対象とした

「新卒正社員として東京でITエンジニアを目指す」

という人材支援を行う事業も行う。

2014年8月にベトナムで結婚。

2015年4月に第一子となる男の子が生まれる予定。

J.TEST VIETNAM

http://j-test.vn/

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