真っ赤なヤツに黄色い歓声｜選んでほしいおいしい野菜のことvol.6
こんにちは、「土のめぐみ」の土田賢一です。
皆さん、今までにトマトを焼いて食べたことはありますか？
今日は、トマトを美味しく食べる方法と、
ダイエットに効果的なレシピをお伝えします。
先日、大阪のド真ん中「グランフロント大阪」でイベントを開催しました。
それも「うめきた広場」という、真ん中の真ん中でさせていただきました。
農林水産省が推進している「和食」文化の保護・継承プロジェクト
（Washoku JAPAN）としての一環イベント。
ユネスコ無形文化遺産への日本食文化の登録申請をきっかけとしての
開催となりました。
朝、昼、夕方の１日３回というハードスケジュールにも関わらず、まぁものすごく超元気いっぱい。
それもそのはずで、すべての回がすぐに満席・キャンセル待ちになって、
お問い合わせの嵐。
さらに続々と、急遽飛び込みのご参加お申込みやらなんやらで…
そりゃテンションも上がります。
「和食の日」ということですので、基本は味噌汁のワークショップを。
土のめぐみのお野菜たっぷりで、しっかりと昆布で出汁をとって、
その場でご試食いただいたり。
炊きたてのごはんを、みなさんにその場でおにぎりをにぎっていただいて
海苔を巻いて食べたり。
キャーキャー歓声が上がるわ、おかわりをリクエストされるわ、
ものすごい盛り上がり。
そのみなさんの盛り上がりのおかげで、土のめぐみのお野菜トークは、
いつもよりもしっかりとご堪能いただいたようでしたね。
ふっふっふ。。。
いや、その上をいったのが、写真の「焼きトマト」でした。
もう、それが、びっくりするほどみなさんの強烈な反響で、
叫び声があがりましたもん。
なんやなんやなんや、と身構えたくらいの過激な美味しい反応だったんです。
で、思わずコソっと自分でも１個食べてみましたが…
あれは…本気で美味しすぎ！
黄色い叫び声があがるのが、えぇ、よくわかりました。
（そんなとき、ガハハとノーテンキに笑ってるところを撮られました）
トマトは「焼かれると本気を出す」のです。
加熱されると旨みがグイグイグイとアップするのが
トマトの特性のひとつでもあります。
グルタミン酸（旨み成分ですね）がギュッと凝縮されて、
深みとコクがドドドーっと増すのがその理由です。
有名なリコピン（抗酸化作用がすごい赤い色素）も加熱されると
さらに吸収されやすくなるんです。
ということは、より吸収されやすくなると、より代謝が高まって、
より体内脂肪が燃えやすくなります。
つまり、よりダイエットに効果的なレシピというわけですね。
焼きトマトは生でいただくよりも旨みもアップしますし、
糖度もさらにアップしますし、満腹感もアップしますしね。
あぁ、こんなふうにお伝えしながらも、あの時の黄色い声援が思い浮かびます。
熊本の産地から持ってきた完熟トマトが、
あれほどまでに感動の世界を見せてくれるとは。
キャーキャー言われたのは、そうか、トマトだったのか。。。
ちっ。
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株式会社土のめぐみ
代表取締役 土田賢一
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