トークはやっぱり熱い大阪弁で｜選んでほしいおいしい野菜のことvol.5

カテゴリー： Column 選んでほしいおいしい野菜のこと

2015.02.06

「土のめぐみ」の土田賢一です。

今日は、東京でのトークショーのお話をします。

熊本の農業への取り組みや無農薬栽培、オーガニック野菜について書きたいと思います。

東京・銀座でのトークショーでした。
熊本・南阿蘇から届いた無農薬野菜を味わうワークショップも兼ねての大きなイベント。

そう、その通りです。
熊本のお話なんですが、相変わらず大阪弁で松岡修造に負けない灼熱トークでございました。

基本は「無農薬栽培、オーガニック野菜について」をお題目として掲げていただきました。
JAS有機認証や表記について。農産物を取り巻く環境について。農薬や肥料、環境について、産地や栽培の歴史や背景について。
一応、おカタいお話やお勉強やタメになるトークもマジメにさせていただきました。
というのも、今回のイベントは主催の熊本県からのご依頼だったので、やっぱりそこはキリっと講師モードで。
熊本県としての農業への取り組みのお話も「土のめぐみ」の２０年前からの活動もしっかりとお話しせねば、と。

今までも全国のいろいろなところでトークをしてきています。
いや、でもねぇ、こういったマジメなお話っていうのはみなさん静かに聞いてくれているようでいて、実は案外ほとんど聞いてなかったりするんです。ま、そんなもんです。
でも、今回お集まりいただいたみなさんは案外そうではなかったことにびっくりしたのが本音です。
想像以上にお野菜に対する意識が高くて、ご質問がバンバン飛んできて思わずスイッチを入れ直しましたもん。

合計４回のステージだったのですが、毎回ご質問をいただいたのが「有機栽培と無農薬栽培の違いについて」でした。

うんうん、ですよね。

これに関してはどこでもかなりの確率でボールが飛んできます。
ということは、みなさん本当に関心があって、でもわからなくて、本当に聞きたいテーマなんでしょう。
ま、今回はここにはそのお話は書きませんけどね。（書かんのかいっ・笑）
やっぱり詳しくキチンとお話をしないと、ヘンに誤解を招いてもいけませんので。
（ええ、お呼びいただければ喜んでおしゃべりをしにうかがいますので）

ただ、土のめぐみがスタートした２０年前ではありえなかったことですし、

インターネットで活動を始めた１０年前でも想像し得なかったことです。
世間が食や環境の問題で大きくうねりだした７年ほど前でさえこれほどの感覚はなかったように思います。
「特別栽培の範囲を教えて下さい」って、サラっと言うんですもん。
ド派手なメイクとファッションのギャルが。。。
正直、こんなにも意識が高まってきたことを喜んでいる自分がいるんですが、でも一方で、こんな怖い世の中になったことを反面警戒したりね。複雑なキモチですよね。

でも、さすがにみなさんに一番反応が高いトークの部分は自分・土田のお話。
お野菜や食生活で、これほどまでに身体や心が大きく変わったんですよ、という。

自分自身を指さして、今は体重が約60kgなんですけどね、でもね以前はね、