株式会社和える・矢島里佳さんに久しぶりにお会いしました!|釜ちゃんの日記vol.41

2017.06.30

こんにちは!スマイルママ代表・釜ちゃんです。

私がスマイルママを始めるずっと前、娘がまだ生後4ヶ月の頃の2013年12月に初めてお会いした株式会社和える 矢島里佳さん

それ以来ご縁が続いていますが、先日大阪で開催されたトークショーに登壇されるとのことで久しぶりに会いに行ってきました!

「aeru」を知らない方もいるかもしれないので、私が里佳さんに最初にお会いした時に書いた「釜ちゃんの日記」をみなさんにご紹介します。

ちょっと長いですが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

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さて、前にブログでも書きましたが、先日とっても素敵な出会いがありました!

ずーっと会ってみたいと思っていた人。ダメ元でフェイスブックでメッセージを送ってみたんです。でも忙しい方だし、きっと友達でもない私がメッセージを送っても読んでもらえないかな、読んでもらえても対応してもらうのは難しいかもなぁと思っていました。

ところが!なんとご本人から返信が!めっちゃ感激!しかもちょうど大阪に出張される予定があるとのことで、会いましょう!という運びに!

なんというタイミング!すぐに日程を調整し、先日梅田でお会いすることに。娘はスタッフゆかちゃんにベビーシッターをお願いし、私はミーティングに集中!

で、誰に会ったかというと…


株式会社和えるの社長・矢島里佳さん。
(写真・左から矢島さん、私、スタッフの柴田さん)

「和える」さん、みなさんはご存知ですか?

以下HPより
『日本の伝統を次世代につなぐ』
和えるは、『先人の智慧を私たちの暮らしの中で活かし、次世代につなぐこと』を目指し、次世代に伝統をつなげる仕組みを創出するために、誕生しました。
https://a-eru.co.jp/

こぼしにくい食器、こぼしにくいコップ、子どもが使いやすいお箸など食器類をはじめとした、日本の伝統工芸で作られた商品を販売されています。

ただ使いやすいだけじゃなく、そこに日本の伝統工芸の魅力が加わった世界に誇れる子供用の食器です。

私が特に惹かれたのは、こぼしにくい食器。

多くの家庭で子供用に使われているのは、プラスチックだったりメラミン樹脂でできた割れない食器ですよね。

でも子どもが一人でご飯を食べるとき、年齢にもよりますがけっこうこぼれやすかったりしませんか?

食べにくいからこぼれる、こぼれるから机の上がぐちゃぐちゃになる、そうなるとママはイライラ。

「もっとキレイにたべなさい!」「んもぅ!こぼさないで!」「ちょっとー!ほらこぼれてる!」

私も何度もそうやって子供に言ってきた気がします。でもそれは仕方のないこと。だってこぼれやすい構造なんだもん。

お子様ランチのようなワンプレート皿(これもメラミン樹脂製が多いでしょうか)に、かわいらしく盛り付けても年齢が低いうちは食べにくくて仕方ない…

そりゃそうだよなぁ…可愛さ優先でこのお皿使っても、食べる本人が食べにくかったらいかんよなぁ。

母が管理栄養士ということもあり、食器は「子どもが食べやすいものを」とアドバイスをもらっていました。日本料理は、お皿を持って食べる料理が多いはず。だから子供にもちゃんとお皿を持って食べることを教えないとね。それができる食器でなければいけないよ、と。なるほど…。

そして、母に淵に立ち上がりがあるお皿をプレゼントしてもらい、離乳食のときから4歳の今までずっと使い続けています。それだとかなりこぼれにくいし、子供も食べやすいんですよね。

でも普通の食器売り場には売られてないし、種類もひとつだけ。もっと子供用の食器に力を入れて、食べやすさにこだわったいろんな種類の食器があったらいいのに…とずっと思っていました。

そこで出会ったのが「和える」さんの食器。

うわー!衝撃的!ただ「食べやすい」だけじゃなく、子どもに「ホンモノ」を与えようというコンセプト。なんてすばらしい。

伝統工芸の職人さんが、ひとつひとつ想いを込めて作った温かい食器でご飯を食べるなんて。なんて幸せなことなんだろう。

0歳児からの音楽会を開催したときもそうでしたが、私は小さい頃からなんでも「ホンモノ」に触れさせることは大切だと思っています。音楽や演劇といったものだけじゃなく、食器もそうですよね。

ただ値段を見れば「高い」と思うかもしれない。でも、いいものだから当然。いいものを妥当な値段で購入してそれを心を込めて使う。大切に大切に使う。職人さんの想いを感じながら長く使う。

『子供はすぐにお皿を割るからプラスチックでいいの。』

確かに。だけどある程度の年齢になったら、「お皿は割れるものだから大切に使わなきゃ」ということをちゃんと教えてあげることも大切かもしれません。

お皿を割って初めて「あ、お皿って割れるんだ」と子供は気づきます。「だから割れないようにしないと。割れないようにするにはどうしたらいいんだろう。」と子供は考えて学んでいくのではないでしょうか。

プラスチックのお皿だから、乱暴に扱っても割れない。だから投げる。落とす。これではものを大切に扱うことの大切さを学ぶチャンスを逃してしまいます。

もちろん、離乳食が始まったばかりの赤ちゃんには通用しないかもしれません。うちの4ヶ月の娘もまだ離乳食は始まっていませんが、いろんなものを掴んで投げまくっていますから。

でも、ある程度の月齢・年齢に子どもが達したら、食事の時にお母さんが想いを込めて、「これはね、職人さんが一生懸命作ってくれた大切なお皿だよ。だから大事に使おうね。」というスタンスでいれば、子供には伝わるんじゃないかなと思います。

そして、この「和える」を生み出した矢島さんという女性。まだ若いんですよすっごく!なのに明確なビジョンを持って、全力で突っ走っている!もうキラキラまぶしい女性です。

お会いする前から、きっとすごい女性なんだろうなって思っていましたが、予想をはるかに超えて、パワフルでステキな方でした。直接矢島さんから、「和える」に対する想い、商品に対する想い、職人さんに対する想いを聞けて本当によかったです。

話していると、「そうそう!そうなんですよね!」「ほんとにそう!」の連続でした。私の食育や食器にかける想いと同じ。話していてこんなに話が合う人、母以外にいないわ!と、鳥肌が立ちっぱなしでした。

もちろん、私も矢島さんもプラスチックやメラミン樹脂の食器を否定するわけではありません!私もお世話になる時がありますから!それらにはそれらのいいところがあります。

だけど、「和える」の食器という一つの選択肢を、もっと多くのママたちに知ってもらいたいということです。

私たちより若い女性が、日本全国を一人で駆け回って職人さんたちに会って話をし、賛同を得て商品を作ってもらい、そして「子どもたちに日本の伝統をつなぐ」という想いのもとに「和える」を発信するということのスゴさ。

私が矢島さんの年の時、こんな壮大なこと考えていたかな。将来を託すことになる子どもたちに対して、こんな想いを持っていたかな。。。そう考えると、まだママになっていない矢島さんの発想や行動力にただただ脱帽するばかりです。

・使いやすいこと
・伝統工芸品を作る職人さんが作ってくれたこと
・矢島さんの子どもたちに対する想い

これらが私にはズドーーーン!と響きました。多くの人に、「和える」さんの取り組みや商品を知ってもらいたいなと純粋に思います。

私のふるさと、石川のあすなろの木(能登ヒバ)で作られた漆塗りのお箸。HPに詳しい解説が載っています!ぜひチェックしてみてください。→こちらから

4歳の息子が使っているプラスチックのお箸。滑りやすくて使いにくそうだなといつも思っていたので、このお箸買ってみようと思います!

↓こちらは和紙ボール!娘にちょうどよさそう!手触りが最高です。

↓そして発売前の津軽塗のこぼしにくいコップも見せていただきました。とってもモダンでシック。ステキです!

↓左は福岡県の小石原焼きのこぼしにくいコップ、右は私のふるさと石川県の山中漆器でできたこぼしにくい器。

お皿には、漆器の他にも大谷焼や砥部焼で作られたものがあります。どれがいいか迷いますね…

↓先日お会いしたのが、イタリアンレストランだったので、バックがかなりイタリアーンな感じですが…(;´∀`)

とてもステキな出会いに感謝です。矢島さん、スタッフの柴田さん、ありがとうございました♡これからもどうぞ宜しくお願いいたします!

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↑これが2013年12月に書いた日記でした。

あれから3年半が経過して、4ヶ月だった娘ももうすぐ4歳!早い!私も歳をとりました。笑

里佳さんもステージがググッと上がって、社員さんが増え、商品も増え、様々な事業を展開され、そして当時「いつか直営店を持ちたい」という話をされていたaeruのお店が東京目黒と京都五条に。

着実にご自身の夢や構想を形にされていく姿を、ずっとFacebookなどを通して拝見していました。

何度かお店にも行かせていただいたのですが、なぜか毎回、里佳さんがお店にいらっしゃるという奇跡!

テレビやラジオ、全国各地の講演などで超多忙な里佳さん。

先日出版された2冊目の本「やりがいから考える自分らしい働き方」の出版記念を兼ねたイベントに参加してきました。

今までは、aeruという商品にかける思いを中心にお話をお聞きしていたのですが、今回は、大学在学中に起業した里佳さんが今までどんな思いで進んできたのか、これからどうしていきたいのかを一人の女性としてまた一人の経営者としての視点でお話を伺うことができました。

里佳さんは、自分がこうしたいという思いを大切に、信念を持ってまっすぐに素直に進んでいる。

周りが何を言おうと、里佳さんはぶれずに信念にしたがってひたすらにまっすぐ進んでいる。

だからこそ職人さんをはじめ周りの人たちをこんなにもあたたかい気持ちにさせるし、愛されるし、応援されるんだなと思います。

そしてaeruくん(里佳さんは商品を自分の息子としてこう呼びます)が、こんなにもたくさんの人に受け入れられて大切にされているのも、お母さん(創業者)である里佳さんの深い愛情ゆえなんだなとも。

私は和えるの商品が大好きだし、そのコンセプトが本当に素晴らしいと思います。

と同時に、今回お話を伺って、それを生み出した里佳さんご本人の人柄や「生きる」ことや「働く」ことについての思いに深く深く共感しました。

以前お話をお聞きしたクレイジーウエディング創業者の山川咲さんのお話にすごく通じるところもたくさんありました。

自分の思いや意思を大切にし、自分自身のことも大切にし、自分のやりたいという気持ちに正直にまっすぐに進む強さを持っている人…。

胸がとっても熱くなり、そして私もそうなりたい!と思わずにはいられなかったです。やっぱり好きだなー、里佳さん。

もしみなさんの中で「和える」を知らない方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度HPをのぞいてみてください。
https://a-eru.co.jp/

とっても素敵なサイトで、aeruくんたちが素敵な写真と文章とともに掲載されています。

私も今まで何度も友達の出産祝いをこのサイトや直営店で購入しました。もちろん自分の子どもたちにもたくさん買いました。

音楽もそう、物もそう。ホンモノのよさ、素晴らしさを赤ちゃんや小さな子どもたちにしっかりと伝えていきたいなと思わずにいられません。

そして里佳さんのこれからにも、一人のファンとして興味津々。そして勝手に(笑)ワクワクドキドキしています。

こんな風に、大好きだと思える人がいるのって幸せだなと思います。

「自分に素直に生きる」

里佳さんがサインとともに書いてくれた言葉。

本当にその通り。私の今年のテーマにぴったり。なんてナイスタイミング。

私も頑張ろう!!!

みなさんは自分に素直に生きていますか???

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